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- 子供にはどんな砂糖がいいのかわらかない。
- 白砂糖は体に悪いの?
- きび砂糖、てんさい糖が本当にいいか知りたい。
子供ができるといろいろ考えてしましますよね。
少しでも栄養があるもの、体にいいもの、新鮮なもの、取りすぎてはまずいものなど…
子供が取りすぎたらまずいものに、砂糖があります。
特に上白糖やグラニュー糖は精製されてミネラルが取り除かれた砂糖です。
ミネラルがないので取りすぎると良くなく、体内に入ると体のミネラルを逆に排出させてしまいます。
現代ではお菓子、ケーキ、ジュース、コーラなど砂糖を使った子供が好きなお菓子が目白押しです。
そこで子育て中の人におすすめのお砂糖が、きび砂糖、てんさい糖です。
ミネラルが含まれ、てんさい糖にはさらにオリゴ糖まで入っています。
それでいて黒砂糖のようにそこまでクセもなく上白糖の代わりにもなります。
ただ上白糖、グラニュー糖なども料理によってはその特徴(素材の邪魔をしない、色がつかない)をいかして使用します
おすすめの2つの砂糖と、その他の砂糖の特徴について解説していきます。
きび砂糖、てんさい糖の特徴
デメリット
黒砂糖までは黒くはないが、それでも卵焼きを綺麗な黄色にしたい時や寿司飯、生クリームなど白く仕上げたい時などには向きません。
あと素材の味をいかしたいジャムなどは精製された上白糖、グラニュー糖などがおすすめです。
メリット
二つの砂糖にはミネラル、てんさい糖にはさらにオリゴ糖も入っています。
さらさらで使いやすく黒砂糖ほど風味が強くなく、料理に使ってもそこまで素材の邪魔をしません。家庭料理全般、お菓子、パン作りなどにも使えます。
ミネラルやオリゴ糖が入っているから子供には進んで使いたいですね。
ミネラルとは
ミネラルは体を構成する酸素・炭素・水素・窒素の主要4元素以外のものの総称であり、人間の体にとって必要不可欠な成分で五大栄養素の一つでもあります。
ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅などがそれにあたり、ミネラルが不足すると体に不調をきたします。
大量に購入するなら重くない通販、少量なら近所のスーパーなどで購入もできます。
砂糖はくさらないので多めに買ってもこまりません。
ただ匂いが移りやすいのでその点は気をつけてください。
その他のおすすめ砂糖
宮古島産さとうきび100%使用した細かい粒子のふんわしたきび砂糖
北海道産てんさいから作られた砂糖 くせのないまろやかで上品な甘さ特徴
北海道産てんさいから作られた砂糖 色もうすく粉末でとけやすいのが特徴
鹿児島県種子島産100%のきび粗糖
砂糖について
砂糖の原料
砂糖は、サトウキビ(甘ショ)、サトウダイコン(テンサイ)などの植物を原料に作られています。
サトウキビは、とうもろこしに似たイネ科の多年生植物であり、高温多湿の熱帯や亜熱帯に育ち、日本では鹿児島や沖縄県が産地です。
サトウダイコンはテンサイ、またはビートとも呼ばれ、アカザ科の二年生植物であり、温帯の中でも比較的冷涼な地域で栽培され、日本では北海道が産地です。
砂糖の種類
砂糖とは含蜜糖と分密糖に分かれます。
含密糖 糖蜜をそのまま煮詰めて固めたもの
(黒砂糖 和三盆 きび砂糖 てんさい糖)
分密糖 糖蜜を遠心分離器で振り分けて砂糖の結晶だけを取り出しもの
(上白糖 三温糖 中ざら糖 グラニュー糖)
砂糖の作り方
- サトウキビ(サトウダイコン)を小さく刻み汁を絞る(糖蜜)
(糖蜜をそのまま煮詰めて固めると黒砂糖になる) - 石灰と一緒に煮て、いらない成分を取り除く(原料糖)
(原料糖に少量の水を練り、布袋に入れて圧縮する手作業を繰り返す伝統的製法による砂糖が和三盆) - 原料糖から夾雑物を取り除き、煮詰めたのもの(きび砂糖、てんさい糖)
- 原料糖をさらに精製したのが精製糖であり、それを煮詰めて結晶を作る
- 遠心分離機にかけて結晶を取り出す。
- それからそれぞれ作られるのがざらめ糖(白ザラ糖、中ザラ糖、グラニュー糖)くるま糖(上白糖、三温糖)液糖(ショ糖型)、加工糖(角砂糖、氷砂糖、粉砂糖、顆粒状糖)
それぞれの特徴
- 黒砂糖
- サトウキビの汁をそのまま煮詰めたもので、カルシウム、鉄分を多く含む。糖度は85%と低いが、甘さは強く風味がある。黒砂糖のお菓子やニシンなどの煮物などにも使われる
- 上白糖
- 遠心分離機にかけて砂糖の結晶を取り出したもので、純度が高い。ビスコという転化糖液をふりかけているためしっとりとしている。主に日本で使用されている
- 三温糖
- 遠心分離機で結晶を取り出した後の糖液を煮詰めたもの。煮つめる間にカラメル化して色づいている。色がついているが栄養素は上白糖と変わらない。上白糖より純度が低く、灰分などを含む。上白糖より甘味が強く、特有の風味がある。煮物など全般
- きび砂糖
- サトウキビの絞った汁から苦味やアクを取り除いた砂糖で、ミネラルを含んでいる。黒砂糖のような風味を少し感じる
- てんさい糖
- てんさい糖はほかの砂糖とは違い、原料がサトウダイコンから作られる。腸内環境を整えることで知られているオリゴ糖を含んでいるのが特徴。くせのないあっさりとした甘さ。
- グラニュー糖
- 上白糖より結晶がやや大きく、さらさらとした感じの高純度の砂糖。北海道産のサトウダイコンの多くがグラニュー糖に生成されている。くせのない淡白な甘さが特陵。洋菓子など
- 白ざら糖
- ざらめ糖の中でも純度はほぼ100%でもっとも上質。無色透明。
- 中ざら糖
- 薄黄褐色をしているが結晶の大きさは白ざら糖とほぼ同じで純度が高く、糖度は99.7%前後。白ざら糖より風味がある。
- 和三盆
- 原料糖に少量の水をくわて練り、布袋に入れて圧縮する手作業を繰り返す伝統的製法による砂糖。結晶が細かく、風味と口当たりがよい。
高級和菓子用 徳島県 香川県の特産 - 角砂糖
- グラニュー糖を原料に砂糖液を振りかけて四角に固めたもの。コーヒー、紅茶によく用いる。
- 氷砂糖
- 純度の高い砂糖を水に溶かしてゆっくりと時間をかけ、大きな結晶にしたものでそのまま食べることができる。液体にはゆっくり溶けるので主に果実酒作りに適している。
- 粉砂糖
- グラニュー糖などの純度の高い砂糖を細かくすりつぶしてもので、果物にかけたり、ケーキやクッキー、チョコレートなどのアイシング、洋菓子のデコレーションなどに用いる。
- 顆粒状糖
- 粉砂糖に比べ、固まりにくく、溶けやすくした高純度の砂糖。果物やプレーンヨーグルトに入れてたり、冷たい飲み物に入れても良く溶ける。
砂糖の役割
- 砂糖は肉を柔らかくする
- 砂糖には肉のタンパク質と水分を結びつける働きがある。すき焼きなど先に砂糖をまぶしてその後醤油をかけるのは理にかなっている。
- すし飯などをしっとりとさせる
- ご飯はそのままにすると水分がなくなり、デンプンが劣化するためパサパサになるが、酢飯の場合は砂糖が入っているので時間がたってもあまり固くなりにくい。これは砂糖に水分蒸発を妨げる働きがあるから。
- 卵焼きが柔らかい
- 卵焼きに砂糖を入れると熱変性を遅らせ、凝固物を柔らかくする。このため砂糖を入れた卵焼きは軽くふわっとする。
- 防腐効果
- ジャムや羊羹などの砂糖を使用した食品が腐りにくいのは、砂糖が食品中の水分を抱え込み微生物が水分を利用ししにくくさせる。羊羹などは非常食として用いられる。
砂糖の使い方
我が家では、上白糖、グラニュー糖、きび砂糖又はてんさい糖、粉砂糖、中ざらめなどは常備しているよ!
煮物とかコクを出したいときはきび砂糖、ざらめを使い、その日の気分によっては半分上白糖で残りをきび砂糖やざらめなど、その時々でかえています。
綺麗にしたい卵焼き、ちらし寿司の錦糸卵などは上白糖を使い、黄色を目立たせます。
グラニュー糖や粉砂糖はやはりお菓子作りに使いますね。
クッキーやドーナツなど最後にふれば見た目がらしくなり、誤魔化せます笑。タルト生地などにも使えますし、便利です。
まとめ
- 子供にはミネラル、オリゴ糖などが入っているきび砂糖、てんさい糖がおすすめ
- 料理をきれいにしたい時などは上白糖などを使用する
後はそれぞれの特性をいかし、自分にあった砂糖を見つけてください。
砂糖は腐りませんので多めに買っても平気です。
その時は周りに匂いを発するものの近くにはおかず、開けてしまった場合は密閉して、しまってください。
いろいろな砂糖を合わせて自分好みの味付けを見つけてくださいね。
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