まごわやさしいとは何?子育てにも役立ち、意味などを解説!

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まごわやさしいとは何?子育てにも役立ち、意味などを解説!
FUTATITI
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まごわやさしい聞いたことありますか?

自分は15年くらい前に本ではじめて知りました。

まご?何かの暗号?などいろいろ思っていました。

まごわやさしいとは、日本人が昔から自然に食べていた食材の頭文字です。

どの食材も日本の伝統的なものであり、体にいいものなので、まごわやさしいを知って毎日の食生活に役立てましょう!

子育てにも役にたつ、まごわやさしいを解説していきます。

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まごわやさしい

ま(豆)

まごわやさしいの「ま」は、豆類のまです。

豆とはマメ科の植物の種子のこと。大豆、小豆、インゲン豆、空豆、えんどう豆、落花生などいろいろあります。

特に大豆は畑のお肉と言われるほどでタンパク質カリウムなどが豊富に入っています。

和食にはかかせず、味噌、醤油、納豆、豆腐、おから、油揚げ、厚揚げ、きな粉など原料にもなっています。

意外と知られていませんが、枝豆は大豆の未熟なもの、枝豆が熟して乾燥させたものが大豆です。

今は枝豆専用の品種があるみたいですが。

お赤飯、おはぎなどお祝いに使われるのは小豆です。

食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、鉄やカリウムといったミネラル、サポニンやポリフェノールなど、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。

ショ糖含有率が高くおいしい、とよまさり大豆

甘みがつよく、風味豊か、皮が柔らかい丹波大納言

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ご(胡麻)

まごわやさしいの「ご」は、胡麻のごです。

胡麻には、白、黒、金と3種類あり、金胡麻はあまり知られていないのかなと思います。前はあまり見かけなかったと思いますが、スーパーなどでも最近は売っています。

胡麻は脂質、タンパク質、炭水化物でできており、必須脂肪酸のリノール酸オレイン酸などが豊富です。色には関係なく栄養成分はほとんど同じです。よく、香りの黒、すりごまに向く白、味の金と言われているみたいです。

むき胡麻、洗い胡麻、ねり胡麻などあり、炒り胡麻なども売っていますが、自分で炒って作る炒り胡麻は格別の匂いがしますのでおすすめします。

油もそのまま搾る太白胡麻油と炒ってから香ばしい香りがする胡麻油などもあり、それぞれ使い分けると料理の幅も広がります。

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わ(わかめ)

まごわやさしいの「わ」は、わかめのわです。

わかめ(その他の海藻類も含まれる)は、カルシウム食物繊維などがたっぷり入っています。部位により名前もちがい、先端の葉体はわかめ、中心はくきわかめ、茎の下部にあたるひだひだの部分はめかぶと呼びます。

4月くらいになると新物のわかめが市場などにも出回り、自分で茹でて食べると色鮮やかに緑色になり、味も香りもおいしいです。

その湯通ししたわかめを保存できるように塩をしたのが、湯通し塩蔵わかめであり、それを塩抜きしカットして乾燥させたのが乾燥わかめです。

どちらも使い勝手がいいので普段に使えますよね。

味噌汁はもちろん、酢の物、炒めてもおいしいです。

その他の海藻類、昆布、もずく、ひじきなども栄養はもちろん、普段にも使いやすいので取り入れてください。

緑も鮮やかで柔らかい鳴門のわかめ

や(やさい)

まごわやさしいの「や」は、やさいのやです。

やさいは、葉菜類、根菜類、茎菜類、果菜類、花菜類に分類され、カロテンの量の違いにより、緑黄色野菜、淡色野菜にも分けられます。

やさいは体の調子を整える働きをもつ栄養素であり、ビタミンミネラルを豊富に含みます。

また、野菜が重要な供給源となっているカリウム、抗酸化ビタミン’(ビタミンA・C・E)、食物繊維は生活習慣病を予防し、健康的な生活を維持することに役立つと言われています。

さ(さかな)

まごわやさしいの「さ」は、さかなのさです。

さかなは、体内でつくることのできない必須脂肪酸のEPAやDHEが豊富で循環器疾患予防に効果的であります。カルシウム、ビタミンDも含まれているので骨粗しょう症予防にも適しています。

貝類などは鉄とビタミンB12の組み合わせで貧血予防にもなり、タウリンなども豊富であります。

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し(しいたけ)

まごわやさしいの「し」は、しいたけのしです。

しいたけ(その他のきのこ類)は、食物繊維カリウム鉄分マグネシウム葉酸ビタミンDなど豊富に含まれています。

食物繊維は、どのきのこにも豊富に含まれていますので、糖尿病予防、肥満予防、便秘解消など整腸効果になります。

ビタミンDなどはカルシウム、リンなどの吸収を促進し、特に天日に干した乾燥椎茸に豊富に含まれています。

椎茸には冬子と香信があり、傘の開き具合が7分程度までに収穫したものを冬子、7〜8分程度まで開いて収穫したものを香信と呼びます

肉厚の食感を味わいたい時や見た目のよさもあり贈答などに使用したい時は冬子、出汁や使いやすさなどは香信を選ばれるといいでしょう。

い(いも)

まごわやさしいの「い」は、いものいです。

いも(さつまいも、さといも、じゃがいもなど)は、エネルギー源となる炭水化物を豊富に含み、ビタミン類食物繊維も豊富で腸内環境を整える効果が期待できます。

さつまいもは特にビタミンCが豊富で柑橘類に匹敵するほどです。やせた土地でも育つので凶作の時にも助かる存在です。天ぷら、煮物、きんとん、スイーツ、大学芋などいろいろな料理に使われます。

里芋は、山で採れる山芋に対して村(里)で栽培されるから里芋を呼ばれるようになったと言われています。

その歴史は長く、縄文時代にはすでにあり、米食より前の主食だとも言われています。親芋、小芋、孫芋にわかれ、おせちになどでは子孫繁栄として縁起がいい食材ともされています。

まとめ

まごわやさしい

まは豆、ごは胡麻、わは若芽、やは野菜、さは魚、しは椎茸、いは芋となります。

毎回全部をいただくのは難しいですので、1週間で考えるのがいいでしょう!

味噌汁には、味噌の原料の大豆はもちろん、油揚げ、厚揚げなどもありますし、そこにわかめ、野菜、きのこ、芋類などいれれば具沢山の味噌汁になります。

ご飯に、具沢山の味噌汁だけでほとんどまかなえますので忙しい時などは助かります。

余裕がある時などは、野菜の胡麻和え・お肉にごまだれ、魚の塩焼き・煮付け・子供の好きなしらすなど添えればさらに満足度はあがります。

無理せず、日々のご家庭に取り込んでくださいね。