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冷めてもおいしいおにぎりはお弁当には欠かせないものです。
具材も梅干し、かつお節などさまざまな組み合わせがあり、海苔で包めば香りも味もプラスされます。
たまに朝作ったおにぎりを夕方食べてもおいしさはそのまま。おいしいご飯の炊き立てを握れば、夕方でもそのおいしさは保たれます。
今回はおいしいおにぎりの作り方を紹介します。
- おいしく作るポイント
- 材料で味わいがかわる
- 具材・まぶす食材について
- 包む道具
について詳しく解説していきます。
プロフィール
- 40代で料理系の仕事20年以上。
- 調理師免許所時。野菜ソムリエ。
- 小学生双子の父親で料理を毎日担当。
- 3年間受験にむけて頑張っている子供の為に料理を日々勉強中。
おにぎりをおいしく作るコツ
水は少しすくなめ
おにぎりは食べた時にホロッとほどけるくらいの握り加減がいいです。握り方もありますが、水加減で理想の炊き方にします。
私が思う炊き加減は少し硬いくらいの感じを好みます。硬いとは酢飯などで使う炊き加減で、酢飯の場合は酢を後で加えるので約1割水を引きます。
おにぎりの場合はそこまで引いてしまうと固くなるので約0.5割ひいた水加減がちょうどいいです。
この水加減は親子丼、カレーなどにも役立ちます。
炊き立てを握る
少し硬めに炊いたご飯が炊き上がればすぐ握ります。
熱々をすぐ握ることにより外側は乾きやすくなり、内側は壁に守られて水分を保ちしっとりとなります。
食べた時しっとりと柔らかい感じがでるのは炊き立てをにぎった時だけです。
水のつけ方
水のつけ方次第で味わいがかわります。
理想は少しの水分でご飯が手につかない程度の加減です。こればかりは慣れしかありません。
上手なすし屋の大将もほとんどつけない人もいるように、私も最初の一回お水をつけたら5個くらいはつけなくても握っていけます。
水をつけすぎてしまうと
- べちゃべちゃでおいしくなくなる
- 水分が多くなると雑菌が湧きやすい
など弊害もでますので気をつけてくださいね。
握り加減
ぎゅ、ぎゅと握るのではなく、形を整えるくらいの気持ちで4〜5回ほど握っていきます。握りすぎず形が保たれるくらいの気持ちで握ると固くないおにぎりになります。
あまりに握りがよわいと形が保たれませんので気をつけましょう。
形は丸、三角、俵形といろいろあります。食べる好みやお弁当箱の入れやすさなどで握ってください。
ザルや木の板で冷ます
にぎったあと余計な水分をとばすためザルや木の板も上などにのせるとのせている面が蒸れずにすみます。
少し粗熱がとれたあとは持っていくまでの間乾きすぎないように、よく絞ったさらし布巾やペーパータオルなどを被せておきます。
巻きすや綺麗にあらったお菓子の木の蓋なども使用できます。
材料で味わいがかわる
おにぎりはお米、塩などで味わいがまったくかわります。好みの食材をみつけるのも楽しみの1つです。
お米の種類
もっちり系
もっちり系の代表はこしひかり、ミルキークイーン、つや姫であり、もっちりとした食感で粘りがつよいお米です。
ほどよく握っても形を保ちやすいですが、握りすぎると固くなってしますので気をつけてください。
あっさり系
あっさり系の代表はささにしき、あきたこまち、ななつぼしなどになります。粘り気がすくなく、あっさりとした味わいになります。
こちらは逆に粘り気がすくないのであまりにも握りが弱いと形が保ちつらいので気持ちすこし強めに握ります。
塩
使用する塩により味わいはまったく変わりますので、ただしょっぱく味わいもない精製塩ではなく天然塩をおすすめします。
昔ながらの製法で作られた天然塩は塩味の中にほんのりと甘味もあるのでご飯の味をひきたてます。
外国産、国産や岩塩、海塩などでも違いますのでいろいろ試すといいでしょう。
中に入れる具材&まぶす食材
中に入れる具材
おにぎりの具で安心できるのは梅干しになります。抗菌作用もあり食中毒防止に役立ちます。暑い季節にはもっとも適しています。
- 梅干し
- 酸味があり、鉄分、ナトリウム、クエン酸など栄養成分が含まれ、食欲増進、疲労回復、抗酸化作用などがある。
- 佃煮
- 海藻類、魚介類、野菜などの佃煮がある。おにぎりには昆布、海苔、あさりの佃煮などがよく使われる。栄養もビタミン、カルシウム、食物繊維などが豊富。
- かつお節
- 軽く炒った鰹節に醤油を加えて具にする。叩いた梅干しなどを足してもおいしい。栄養もたんぱく質やミネラルが豊富。
- 焼き鮭・ちりめんじゃこ
- 焼いた塩鮭をほぐしたものや乾燥しているちりめんじゃこなども具になる。しらすなどはそのまま入れられないので一回油で炒めるなどの下処理が必要。カルシウムなどが豊富。
まぶす食材
- ゆかり
- ゆかりとは梅干しに使った赤紫蘇を干して細かくしたもの。酸味・塩気・香りも豊富なふりかけ。出来立ての塩おむすびの表面をころがすようにゆかりにつけれが出来上がり。
- 炒りごま
- 炒った胡麻をあらずりにして塩おむすびの表面をころがすようにつけらば胡麻おにぎりの出来上がり。炒ったごまの香りとおにぎりの相性いい。
おにぎりを包む
海苔を巻いたおむすびをお弁当としもって行く包むものには以下があります。
ラップ又はアルミホイル
一番多いのはこの組み合わせだと思います。冷めたおにぎりをラップやアルミホイルで包んで持っていき、そのまま巻いて食べられるので手が汚れません。
ラップのメリットは海苔がなくてもくっつかないところであるが、冷めていない状態で包むと蒸れてべちゃっとするデメリットもあります。
アルミホイルの場合は隙間があるので蒸れる心配はありませんが、海苔を巻いていない場合はアルミホイルにくっつくデメリットがあります。
竹皮又は経木
竹皮・経木とも抗菌作用と通気性があり蒸れにくく、傷みづらいメリットがあります。消臭効果もあり、保水性もあります。
おにぎりの余分な水分を吸い取り、同時に乾燥しすぎないように自動調節もしてくれるので安心できます。
おにぎりフィルム
海苔とおにぎりを別々に詰めてもっていけるので、海苔の風味とパリパリ感を楽しめます。
おにぎりケース
海苔を巻いたおにぎりをケース入れて持ち運べます。ケースに入っているので潰れる心配がないので雑に扱いやすい男子に持たせるにはいいかと思います。
まとめ
おにぎりのおいしく作るコツ、味わいがかわる材料、具材・まぶす食材、包む道具について詳しく解説してきました。
おいしいおにぎりができれば塾の勉強もはかどり、腹持ちもよく集中もできます。夏場でも安心できるおにぎりが出来上がります。
おにぎりをおいしく作るコツ5選
- 水は少しすくなめ
- おにぎりは食べた時にホロッとほどけるくらいの握り加減がいい。おいしい炊き加減は少し硬いくらいの感じがよく約0.5割ひいた水加減がちょうどいい。
- 炊き立てをにぎる
- 熱々をすぐ握ることにより外側は乾きやすくなり、内側は壁に守られて水分を保ちしっとりとなる。食べた時しっとりと柔らかい感じがでるのは炊き立てをにぎった時だけ。
- 水のつけ方
- 少しの水分でご飯が手につかない程度の加減。水をつけすぎてしまうとべちゃべちゃでおいしくなくなり、雑菌が湧きやすくなる。
- 握り加減
- ぎゅ、ぎゅと握るのではなく、形を整えるくらいの気持ちで4〜5回ほど握る。握りすぎず形が保たれるくらいの気持ちで握ると固くないおにぎりになる。あまりに握りがよわいと形が保たれませんので気をつける。
- ザルや木の板で冷ます
- にぎったあと余計な水分をとばすためザルや木の板も上などにのせるとのせている面が蒸れずにすむ。少し粗熱がとれたあとは持っていくまでの間乾きすぎないように、よく絞ったさらし布巾やペーパータオルなどを被せておく。巻きすや綺麗にあらったお菓子の木の蓋なども使用できる。
味わいがかわる材料
- お米の種類
- もっちり系にはこいひかり、ミルキークイーン、つや姫などがあり、特徴はもっちりした食感で粘りが強いお米。程よく握っても形がたもちやすい。
あっさり系にはささにしき、あきたこまち、ななつぼしなどがあり、粘り気がすくなく、あっさりとした味わいになる。気持ち少し強めににぎると形がたもちやすい。 - 塩の種類
- 使用する塩により味わいはまったく変わり、ただしょっぱく味わいもない精製塩ではなく天然塩がおすすめ。昔ながらの製法で作られた天然塩は塩味の中にほんのりと甘味もあるのでご飯の味をひきたてる。
外国産、国産や岩塩、海塩などでも味わいは違う。
おにぎりを包む道具
- アルミホイル・ラップ
- ラップやアルミホイルで包んで持っていき、そのまま巻いて食べられるので手が汚れない。ラップのメリットは海苔がなくてもくっつかないところであるが、冷めていない状態で包むと蒸れてべちゃっとするデメリットもある。
アルミホイルの場合は隙間があるので蒸れる心配はないが、海苔を巻いていない場合はアルミホイルにくっつくデメリットがある。 - 竹皮・経木
- 竹皮・経木とも抗菌作用と通気性があり蒸れにくく、傷みづらいメリットがある。消臭効果もあり、保水性もある。おにぎりの余分な水分を吸い取り、同時に乾燥しすぎないように自動調節もしてくれるので安心できる。
- おにぎりフィルム
- 海苔とおにぎりを別々に詰めてもっていけるので、海苔の風味とパリパリ感を楽しめる。
- おにぎりケース
- 海苔を巻いたおにぎりをケース入れて持ち運べ、ケースに入っているので潰れる心配がないので雑に扱いやすい男子にはむいている。