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家庭でもバターは今ではよく使いますね。
パンにつけるのはもちろん、料理の小麦粉つけて焼く時のムニエル、カレーやハヤシライスで野菜を炒めるとき、ホワイトソース作る時、ケーキなどのお菓子作りなど…。
料理やお菓子作りにはコクと風味を与えてくれるバターのことをよく知っていますか?
バターの使い分けや種類、保存方法などは意外に深くは知らないものです。
この記事はわかることは
- 国産、外国産バターの紹介
- 非発酵バター、発酵バター
- 無塩、有塩バター
- 放牧された牧草だけで作られたグラスフェッドバター
- 冷蔵?冷凍?保存方法
- バターとマーガリンの違い
- 料理・お菓子としてバター
焼きたての食パンにおいしいバターとコーヒーだけでも贅沢な朝食!値段もピンキリなのでご家庭にあったバターを発見しましょう!
パーティーで普段と違うバターを出すだけで盛り上がりますよ。
365日食事担当、双子育児のFUTATITIが解説するよ!
国産、外国産バター
まずは国産、外国産バターを紹介していきます。
国産バター
雪印バター
北海道100%の生乳をつかったバター。毎日運ばれてくるフレッシュな生乳を使用
クリーミーで滑らかさが特徴
明治バター
国産100%の生乳をつかったバター。クセのないコクと風味があるのが特徴。
よつばバター
北海道産100%の生乳をつかったバター。ミルクの風味とコクがあるのが特徴。
カルピスバター
クリーミーな味わいで色味が白いバター。他の素材を生かすやさしい風味とコクが特徴。
カルピスを作る工程で生まれる脂肪分を利用して作られている。
小岩井純良バター
厳選された生乳をつかったバター。コクと豊かな香りがあるのが特徴。
高千穂バター
九州産100%の生乳をつかったバター。風味豊かで深いコクがあるのが特徴。
佐渡バター
昔ながらのバターチャーンによる製造でつくられたバター。ふくよかな風味で自然なミルクと甘味があるのが特徴
1日100個の限定生産。
チャーン製造とは
生クリームを木製やステンレス製の樽のような回転機のバターチャーンで回転させ、塊はじめた脂肪の粒を集めて練り上げる製法。口当たりがよりなめらかに仕上がるのが特徴。
大山バター
鳥取産100%の生乳をつかったバター。
バターチャーン製法で作られ、コクがあるけどあっさりしているのが特徴。
外国産
エシレバター
フランス中西部エシレ村で生産されるバター。クリーミーな口当たり、芳醇な香りが特徴。
昔ながらの製法で作られ変わらぬ味を守り続けている
ウエストランド グラスフェッドバター
ニュージーランド産100%の生乳をつかったバター。
牧草地で育った健康な牛でつくられているのが特徴。
バイオ・グラスフェッドバター
100%ブルターニュ産、フランス伝統の発酵バター製法で作られた発酵バター。
生乳は牧草地で育った栄養価の高いもの。高い香り、味わい深い味わいが特徴。
ベッピーノ・オッチェリのバター
英国王室御用達で、北イタリアピエモンテ州で育った牛から新鮮な生乳でつくられたバター。
昔ながらの製法で作られる。コクがありながらなめらかな舌触りが特徴。
セル・ドゥ・メール(粗塩入りバター)
フランス大西洋のノアールムーティエール島産の”Fleur de sel”(塩の花)と呼ばれる最高級の海塩の粗塩が2%練りこんであるバター。
まろやかで粗塩が入っているのが特徴
バターには非発酵バターと発酵バターがある
バターには生乳でそのまま作られる非発酵バターとクリームに乳酸菌を加えて作られる発酵バターがあります。
非発酵バター
生乳からそのまま作られるバター。クセが少なく、甘みがあるのが特徴。
日本で生産されているバターは非発酵バターが多いので、バターといったらこのことを意味する。
発酵バター
クリームに乳酸菌を加えて半日以上おいて発酵させてから作るバター。
発酵によりバター本来がもつコクと風味に加えて、酸味と芳香が生まれる。
豊かな香りがあるのでお菓子作りなどに使うと風味がよい、コクのあるものができあがる。
ヨーロッパのバターといえば発酵バターのことをいう。
無塩バター・有塩バター
バターには塩を添加した有塩バターと添加していない無塩バターがあります。
無塩バター
製造過程で塩を加えずに作られたバター。
塩を添加していないので、お菓子作りや料理に適している
有塩バター
製造過程で塩を加えて作られたバター。メーカーによって塩分量が違う。
一般的な塩分量は約1.5〜1.6%である。フランス産には粗塩を使っているものもある。
塩が入っているので保存性はあがる。
放牧された牧草だけで作られたグラスフェッドバター
牧草だけを餌にして飼育された牛からできたバターのことであり、口当たりが軽く、あっさりとしてコクがあります。
バターコーヒーに合うのがこのバターです。
バターコーヒーとは
ブラックコーヒにグラスフェッドバターを入れて、十分に乳化させたもの。
満足感があり、脂肪燃焼をうながす働きがあり、朝食をバターコーヒーに置き換えるとダイエット効果があるといわれている。
フランス、ニュージーランド、オーストラリア産などが日本では買え、国産もありますが値段が高価です。
牧草を食べているため、普通のバターより黄色が強く、コクがあるがあっさりとしています。
βカロテン、ビタミンD、E、鉄分、ミネラルが豊富にあり、普通のバターより不飽和脂肪酸を多いのも特徴です。
バタートーストには上品なバターの風味が楽しめ、料理、お菓子にも使え、味がしつこくなく、味わいが上品に仕上がります。
バターの保存は冷蔵?冷凍?
お店で売っているサイズは150〜200g程です。
バターの賞味期限は開封前のものですので、一度あけてしまった場合は2〜3週間を目安にしておくといいでしょう。
使う時は綺麗なナイフなどで切り常に清潔に保ち、空気があたって酸化しないようにきちんと密閉します。
バターは匂いもつきやすいので冷蔵庫の匂いや強い匂いを発するそばにはおかないことです
バターケースなども売っていますので活用するのもいいですね。
木のバターケース
温度変化をうけにくく、壊れづらいのが特徴
ガラスやホーローのバターケース
臭いが移りずらく、洗いやすいのが特徴。
よくパンや料理に使う人などはバターケースに入れてすぐ取り出せるようにしたら扱いやすいです。
バターの保存
最近はバターも安くはないので、お店でやっているセールで多めに買う時やネットで大きいサイズを多く買うときなどは、冷蔵保存では劣化していきます。
そのような時は冷凍保存がいいでしょう。
大きいサイズは450gでネットやお菓子専門店などで売っています。
一度冷凍したものを解凍した後は、再冷凍できませんので50g、100gなどにわけておくことをおすすめします。
お菓子や料理にも使いやすく、100g塊の1/4を切れば25gと目安にでき、切った後の残りはすぐ冷凍すれば劣化しづらいです。冷凍なども劣化しづらいだけですので目安は2ヶ月以内には使いきりましょう。
家庭の冷凍庫は開け閉めがはげしく、温度変化も大きいためこのくらいの目安がおすすめです。
その時はラップで巻いた後、チャックつきの袋に入れて保存してください。
バターとマーガリンの違い
バターは生乳からつくられてクリームを撹拌してできた脂肪粒を集めて練り上げて固めたものです。
マーガリンは、植物油脂(コーン油、菜種油、紅花油、大豆油、パーム油、綿実油)、水、食塩、、乳成分、ビタミンなどを乳化させて、固めて冷やしたものです。
バターより柔らかく、パンに塗りやすいのが特徴です。
マーガリンとファットブレッド
規格によりマーガリンは油脂含有率が80%以上のものをいい、ファットブレッドは油脂含有率が80%未満のことをいう。
ファッドブレッドはマーガリンより軽い味わいである。
マーガリンにバターを添加したものもあり、特徴はバターに近いような香り、旨味、コクがありつつさっぱりとした味わいが特徴。
値段がバターより安く買いやすい。
マーガリンよりトランス脂肪酸なども低めです。
料理・お菓子としてのバター
溶かしバター
加熱して溶かしたバター。鍋やボウルや器入れて湯煎、レンジなどで溶かします。
だいたいのお菓子に使え、料理にはソテー、ローストに使えます。
バターの旨味を残して焼く場合は溶かしバターを使います。
すましバター
バターをボウルに入れて湯煎にかけて溶かし、上澄みの透き通った液体だけをすくったものです。
底の溜まったものはタンパク質や水分であり、これが取り除くとソテーやローストで使用したとき焦げづらく、綺麗な焼き上がりになります。
お菓子にも使えるが、特にオムレツ、ソテーなどで綺麗に焼きあがるので、お店などではよく使われています。
こがしバター
バターを完全に溶かして、そのまま加熱をを続けて褐色に色付くまで焦がしたものです。
バターの豊かな風味、香ばしさが加わり、焼き菓子に使われます。
ガーリックバター
柔らかくしたバターにおろしにんにく、お好みでパセリのみじん切りを混ぜて固めたものです。
バゲットにガーリックバターを塗り、こんがりと焼きます。
こうばしい香りでで食欲をそそります。
エスカルゴバター
柔らかくしたバターにおろしにんにく、玉ねぎ又はエシャレットのみじん切り、パセリのみじん切り、塩、胡椒を混ぜたものです。
エスガルゴプレートに、エスガスゴ、バターを入れて熱して火を通していただき、エスカルゴを食べた後はパンをつけていただきます。
エスカルゴの代わりに海老、帆立、たこなどの魚介類でもおいしくでき、エスカルゴプレートがない場合はグラタン皿に具材とバターをのせてオープン焼きにするかたこ焼きプレートでも代用できます。
大人にはお酒のおつまみに最適です。
まとめ
国産バター・外国産バター
国産バター
- 雪印バター
- 北海道100%の生乳を使ったバター。クリーミーでなめらかさが特徴。
- 明治バター
- 国産100%の生乳を使ったバター。クセのないコクと風味が特徴。
- よつばバター
- 北海道100%の生乳を使ったバター。ミルクの風味とコクがあるのが特徴。
- カルピスバター
- クリーミーな味わいで白いバター。他の素材をいかすやさしい風味とコクが特徴。
- 小岩井純良バター
- 厳選された生乳を使ったバター。コクと豊かな香りがあるのが特徴。
- 高千穂バター
- 九州産100%の生乳をつかったバター。風味豊かで深いコクがあるのが特徴。
- 佐渡バター
- 昔ながらのバターチャーンによる製法でつくられたバター。ふくよかな風味で自然なミルクと甘味があるのが特徴。1日100個の限定生産。
- 大山バター
- 鳥取産100%の生乳を使ったバター。バターチャーン製法で作られ、コクがあるけどあっさいしているのが特徴。
外国産バター
- エシレバター
- フランス中西部エシレ村で生産されるバター。クリーミーな口当たり、芳醇な香りが特徴。
昔ながらの製法で作られ変わらぬ味を守り続けている。 - ウエストランド グラスフェッドバター
- ニュージーランド産100%の生乳をつかったバター。牧草地で育った健康な牛でつくられているのが特徴。
- バイオ・グラスフェッドバター
- 100%ブルターニュ産、フランス伝統の発酵バター製法で作られた発酵バター。生乳は牧草地で育った栄養価の高いもの。高い香り、味わい深い味わいが特徴。
- ベッピーノ・オッチェリのバター
- 英国王室御用達で、北イタリアピエモンテ州で育った牛から新鮮な生乳でつくられたバター。
昔ながらの製法で作られる。コクがありながらなめらかな舌触りが特徴。 - セル・ドゥ・メール(粗塩入りバター)
- フランス大西洋のノアールムーティエール島産の”Fleur de sel”(塩の花)と呼ばれる最高級の海塩の粗塩が2%練りこんであるバター。まろやかで粗塩が入っているのが特徴
バターの種類・保存・マーガリンとの違い
- 非発酵バター
- 生乳からそのまま作られるバター。クセが少なく、甘みがあるのが特徴。
日本で生産されているバターは非発酵バターが多いので、バターといったらこのことを意味する - 発酵バター
- クリームに乳酸菌を加えて半日以上おいて発酵させてから作るバター。発酵によりバター本来がもつコクと風味に加えて、酸味と芳香が生まれる。豊かな香りがあるのでお菓子作りなどに使うと風味がよい、コクのあるものができあがる。ヨーロッパのバターといえば発酵バターのことをいう。
- 食塩不使用バター
- 製造過程で塩を加えずに作られたバター。塩を添加していないので、お菓子作りや料理に適している
- 有塩バター
- 製造過程で塩を加えて作られたバターで、メーカーによって塩分量が違う。一般的な塩分量は約1.5〜1.6%である。フランス産には粗塩を使っているものもある。塩が入っているので保存性はあがる。
- グラスフェッドバター
- 牧草だけを餌にして飼育された牛からできたバターのことであり、口当たりが軽く、あっさりとしてコクがある。フランス、ニュージーランド、オーストラリア産などが日本では買え、国産もあるが値段が高価。βカロテン、ビタミンD、E、鉄分、ミネラルが豊富にあり、普通のバターより不飽和脂肪酸を多いのも特徴。
バターの保存
- 一度あけてしまった場合は冷蔵庫で2〜3週間を目安に食べる。
- 多く買う場合は冷凍保存にする。2ヶ月程を目安にし、50g、100gなどわかりやすく切っておくと扱いやすい。
使う時は綺麗なナイフなどで切り、常に清潔に保ち、空気があたって酸化しないようにきちんと密閉
する。- バターは匂いもつきやすいので冷蔵庫の匂いや強い匂いを発するそばにはおかない。
- バターケースがある場合は入れておくと保存しやすいく、木のバターケースは温度変化をうけにくく、壊れづらいのが特徴
- ガラスやホーローのバターケースは、臭いが移りずらく、洗いやすいのが特徴
バターとマーガリンの違い
- バター
- バターは生乳からつくられてクリームを撹拌してできた脂肪粒を集めて練り上げて固めたもの。
- マーガリン
- 植物油脂(コーン油、菜種油、紅花油、大豆油、パーム油、綿実油)、水、食塩、、乳成分、ビタミンなどを乳化させて、固めて冷やしたもの。バターより柔らかく、パンに塗りやすいのが特徴。油脂含有率が80%以上のもの。
- ファットブレッド
- 油脂含有率が80%未満のもの。マーガリンより軽い味わい。マーガリンにバターを添加したものもあり、特徴はバターに近いような香り、旨味、コクがありつつさっぱりとした味わいが特徴。値段がバターより安く買いやすい。マーガリンよりトランス脂肪酸なども低めです。
料理・お菓子としてのバター
- 溶かしバター
- 加熱して溶かしたバター。鍋やボウルや器入れて湯煎、レンジなどで溶かす。
だいたいのお菓子に使え、料理にはソテー、ローストに使える。バターの旨味を残して焼く場合は溶かしバターがよい。 - すましバター
- バターをボウルに入れて湯煎にかけて溶かし、上澄みの透き通った液体だけをすくったもの。
底の溜まったものはタンパク質や水分であり、これが取り除くとソテーやローストで使用したとき焦げづらく、綺麗な焼き上がる。お菓子にも使えるが、特にオムレツ、ソテーなどで綺麗に焼きあがるので、お店などではよく使われている。 - こがしバター
- バターを完全に溶かして、そのまま加熱をを続けて褐色に色付くまで焦がしたもの。
バターの豊かな風味、香ばしさが加わり、焼き菓子に使われる。 - ガーリックバター
- 柔らかくしたバターにおろしにんにく、お好みんでパセリのみじん切りを混ぜて固めたもの。
バゲットにガーリックバターを塗り、こんがりと焼くと香りとこうばしさで食欲をそそる。 - エスカルゴバター
- 柔らかくしたバターにおろしにんにく、パセリのみじん切り、塩、胡椒を混ぜたもの。
食べ方はエスガルゴプレートに、エスガスゴ、エスカルゴバターを入れて熱して火をとおしいただく。
エスカルゴを食べた後はパンをつけていただくとおいしい。
バターの紹介をしてきましたがいかがだったでしょうか?
毎日食べている方もいるバターですが、意外に違いなども知らないものですよね。
いろいろなバターを試し、いつも使うバターとの味、香りなどの違いを楽しむのもいいものです。
ホットケーキに有塩の香り高いバターにはちみつ、思い出しただけでも食べたくなります。
グラスフェッドバターなども見かけたら試してみるのもいいかと、少し高価ですが…。
シンプルなものだけにいろいろな違いを楽しめると思います!
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