- 日本人にはかかせない味噌汁!
- 毎日飲んでも飽きない味噌汁!
味噌は飛鳥時代から奈良時代にかけて日本に伝わり、鎌倉時代に味噌汁となって飲まれてきたそうです。
その後ご飯、味噌汁、香の物の一汁一菜のスタイルになり受け継がれてきました。
有名な武将たちも好んで飲み、天下統一をした徳川家康の長寿の秘密は毎食の豆味噌だったとも言われています。
現代でも朝、食欲はなくてもとりあえず味噌汁さえ飲めば、体もあたたまり、胃の調子もよくなります。
子供にとっても大人にとってもなくてはならない食事の一つです。
そんな味噌汁を飲めばたくさんのいいことに
- おいしい
- 季節を味わえる
- 野菜、魚、肉さまざまを一緒に取れる
- 栄養価が高い
- 発酵食品なので体にいい
- 実は塩を排出してくれる
- 血糖値をあげにくくしてくれる
- ほっとする
などさまざまあり、受験生にとってもいや子供にとってとても大切な食事になります。
この記事では身近すぎて考えてこなかった味噌汁の魅力について解説していきます。
あまり飲んでいなかったご家庭は、この記事をきっかけに毎食の食事に取り入れください。心も体も満たされます!
私も毎日飲んでいますし、塾弁でもスープポットに入れて必ず持たせているよ。
プロフィール
- 40代で料理系の仕事20年以上。
- 調理師免許所時。野菜ソムリエ。
- 小学生双子の父親で料理を毎日担当。
- 3年間受験にむけて頑張っている子供の為に料理を日々勉強中。
味噌汁とは?
味噌をお湯で溶いたもの
味噌をお湯で溶いたものが味噌汁と言えます。そう考えれば心が楽になりますね。
だし汁がないから作れないと思わず、野菜、肉、魚、海藻などを入れれば素材そのものから味がでてきます。
その味がでた汁物の中に味噌を入れることにより、味噌が最後に全体を包んでくれてまとめてくれます。
だしが残っていれば、もちろん使えばいいだけのことなので難しく考えずにまずは作ってみましょう。
使えるだし汁は?
水以外の味噌汁に使うだし汁は、かつおと昆布のだし、昆布だし、煮干しだしがよくあります。
魚のあら(頭や骨のこと)があれば魚のだし、あさり・しじみなどの貝のだし、鶏ガラを使った鶏だしなどもあります。
わざわざだしを取らずに味のでる素材(昆布、煮干し、干しエビ、桜えび)などを具材と一緒に入れても直接味が出て美味しくなり、具として食べれば栄養も取れて一石二鳥にもなりますね。
味噌汁を飲むといいこと!
味噌汁は昔から日本人の健康の源になっていたのは間違いないことです。現代でも味噌汁は日本人の体調管理をしてくれる食事であります。
味噌汁を飲むことのいいことを紹介していきます。
おいしい
味噌汁の効果といいますか、まずはおいしいしかないですよね。
味噌汁のおいしさとは、ラーメン、カレーなど一口目からおいしい料理とは違い、毎日食べてもあきないおいしさ。そこにつきると思います。
朝、昼、夜3食毎日飲んでも飽きないおいしさ、飲まない日が続くと飲みたくなるおいしさ、飲んだらまた飲みたくなるおいしさです。
わたしもほぼ毎日飲んでいますよ!
季節を味わえる
日本は世界ではめずらしい春夏秋冬がはっきりした国です。
野菜の旬の目安に
- 春は芽もの
- 夏は水のもの
- 秋は実のもの
- 冬は根のもの
があります。味噌汁でも季節のものを使えば毎回同じ具にならず、栄養価が高い旬の食材が取れます。
旬の食材は価格も安くいのでお財布にもやさしいのがいいですね。
野菜、魚、肉さまざまな食材を一緒に取れる
定番のお味噌汁というと大根と油揚げの味噌汁、わかめと豆腐の味噌汁などがあります。
毎日食べる家庭のお味噌汁だと冷蔵庫にある中途半端な食材など使ってその時にしかできない味噌汁が出来上がります。
そんな食材をたくさん使った具沢山の味噌汁を作ると野菜と肉、魚などさまざまな食材が一度にたくさん取れます。
忙しい平日の夜などには具沢山汁とご飯にして、早く帰れる余裕がある時はおかずを作っているよ!
栄養価が高い
味噌の原料は大豆、塩、麹菌になります。大豆には良質なタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維などたくさん入っています。
その大豆を塩、麹菌の働きにより発酵しミネラル、ビタミン、カリウム、旨味などが生成され複雑な香りも生まれます。
これほど1つの食品で多くの栄養素を含むものはなかなかありません。その味噌を溶かして飲む味噌汁にはプラス食材の栄養素も加わるので最強の汁物になります。
こんなにも栄養がある汁物は味噌汁以外なかなかありません
発酵食品なので体にいい
味噌は麹菌、塩の力により発酵される発酵食品になります。生きたまま腸に届く植物性乳酸菌が多く含まれ、腸内環境を整えてくれます。
腸内環境がいいと
- 栄養吸収がよくなる
- 免疫力が向上する
- 脳が活性する
- 便秘・下痢になりにくい
- 睡眠の質がよくなる
- 太りにくくなる
などメリットがたくさんあります。
そんな腸内環境を整えてくれる味噌汁は大切な役割をしてくれます。
体調管理に気をつけたい受験生にはもってこいのお料理です。
塩を排出してくれる
戦後、味噌汁は塩分過多の料理のひとつとされてきました。しかし最近の研究では味噌汁を飲むと逆に塩を排出してくれると結果がでています。
塩の排出にはカリウムが関係していますし、味噌そのものにもカリウムを含んでいます。
味噌汁の具によく使われる、ほうれん草、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、トマト、キャベツ、わかめ、昆布などには豊富に含まれていますので一緒にとると塩の排出をさらに助けてくれます。
そもそもお味噌汁1杯には塩分1.5g前後と言われています。塩分が高いと言われている味噌汁ですが、コーンスープとはかわらず、コンソメスープよりも低い塩分になります。
塩分が同じでも排出能力にすぐれている味噌汁は塩分が高い飲み物とは言えませんね。
血糖値をあげにくくしてくれる
ご飯、パンなどの炭水化物や甘いおやつなどを食べると血糖値が上がりやすくなります。
血糖値をあげやすい食べ物は
- 白く精製されている上白糖でできたおやつ
- 精製された小麦粉で作られたパン、菓子パンなど
- 精米さらた白米
になります。
そんな時でも先に味噌汁を飲むと糖質の吸収を緩やかにしてくれるので血糖値の急上昇を抑制する効果があります。
雑穀などを混ぜた雑穀米や玄米、精製されてない全粒粉のパンなども血糖値をゆっくりとあげてくれます。
味噌汁があればまずは飲んでその後おかずやご飯などを食べるといいですね。
ほっとする
朝食に味噌汁を飲むことにより、体があたたまり、副交感神経が刺激されてリラックス効果があがります。
その他にも味噌にはしあわせホルモンと呼ばれるセロトニンの材料のトリプトファンが多く含まれています。
セロトニンとは必須アミノ酸のトリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質であり、精神を安定させる効果があります。
受験でストレスが溜まる受験生には味噌汁を飲んでほっとしてもらいたいですね。
まとめ
味噌汁を飲むといいことを詳しく解説してきました。
- 味噌汁とは
- 味噌をお湯で溶いたもの。
- だし汁の種類
- かつおと昆布だし、昆布だし、煮干しだし、魚のあらのだし、あさり・しじみの貝だし、鶏ガラのだし
味噌汁を飲むといいこと8選
- おいしい
- 味噌汁のおいしさとは、ラーメン、カレーなど一口目からおいしい料理とは違い、毎日食べてもあきないおいしさ。
- 季節を味わえる
- 春は芽のもの、夏は水のもの、秋は実のもの、冬は根のものというように季節のものを使えば、栄養価が高く、値段も安いのでおとく。
- 野菜、魚、肉さまざまなものを一緒に取れる
- 毎日食べる家庭のお味噌汁は冷蔵庫にある中途半端な食材など使ってその時にしかできない味噌汁が出来る。そんな食材をたくさん使った具沢山の味噌汁を作ると野菜と肉、魚などさまざまな食材が一度にたくさん取れる。
- 栄養価が高い
- 栄養価が高い大豆は塩、麹菌の働きにより発酵しミネラル、ビタミン、カリウム、旨味などが生成され複雑な香りも生まれる。その味噌を溶かして飲む味噌汁にはプラス食材の栄養素も加わるので最強の汁物になる。
- 発酵食品なので体にいい
- 味噌は麹菌、塩の力により発酵される発酵食品なので、生きたまま腸に届く植物性乳酸菌が多く含まれ、腸内環境を整えてくれる。
- 実は塩を排出してくれる
- 味噌にはカリウムを多く含んでいる。味噌汁の具によく使われる、ほうれん草、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、トマト、キャベツ、わかめ、昆布などにもカリウムは豊富に含まれていますので一緒にとると塩の排出をさらに助けてる
- 血糖値をあげにくくしてくれる
- 先に味噌汁を飲むと糖質の吸収を緩やかにしてくれるので血糖値の急上昇を抑制する効果がある。
- ほっとする
- 朝食に味噌汁を飲むことにより、体があたたまり、副交感神経が刺激されてリラックス効果がある。
その他にも味噌にはしあわせホルモンと呼ばれるセロトニンの材料のトリプトファンが多く含まれている。
まずは1日一回は味噌汁を飲むようにして慣れれば毎食飲めば心も体も整えられるでしょう!
子供にも大人にも大切な食事の一つです。