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中学受験はするべきか? 公立と私立どちらにいくか?と並んでいる方は多くいると思います。
中学受験に関する選択肢は、多くの親にとって悩ましい問題です。子供たちの未来を見据え、どの道が最適なのかを見極めることは、重要な決断になります。
私もこのまま学童の延長で塾に行かせたものいいがこのまま受験に進むか、それとも公立中学にいって高校受験に向かわせるか、どちらがいいのか夫婦で悩んでいました。
結果うちでは中学受験を受ける道を選び、その過程で調べたことを紹介していきます。
この記事でわかること。
- 中学受験のメリット・デメリット
- 公立中学とメリット・デメリット
- 公立中学と私立中学の比較
- 受験におけるポイント・費用の面
- 中学受験を選ばない場合のポイント
中学受験のメリットは、高い教育レベルと専門的な指導が受けられ、志望校に合格することでめぐまれた教育環境で学び、将来の可能性を広げる点が魅力です。
一方で、中学受験は、プレッシャーやストレスが子供にかかることや、高額費用が必要になります。
公立中学のメリットは、地域社会とのつながりが強く、友人関係が自然に築かれること。費用が私立に比べて抑えられる点も魅力です。
しかし、公立中学のデメリットは、カリキュラムの多様性が限られることや、学校・教育レベルの差があることがあります。
中学受験には一定のメリットがありますが、公立中学も魅力的な選択肢です。
志望校選びや教育方針によって最適な道が変わります。重要なのは、子供の特性や将来のビジョンに合わせて、最善の選択をすることであります。
この記事をその参考にしていただけら嬉しく思います。
中学受験をするべきかを詳しく解説していくよ!
中学受験はするべきか
中学受験のメリット
目標や計画性が持てる
中学受験をすると4~6年生の3年間に自分の志望校を目標に、計画的に取り組んで勉強を進めていきます。
初めは塾や親の力が必要ですが最後の6年生になると自分から進んで勉強しはじめたり、いろいろなことに取り組むことができます。
万が一受験に失敗しても勉強の取り組み方を学んでいるので高校受験でそれ以上の結果を残す子供も多いと聞きます。
中高一貫教育が受けられる
中高一貫校教育は中高のカリキュラムを6年ではなく5年でできる点にあります。
学校によって違いますが中学1〜2年で中学3年間の授業内容をし、中学3年〜高校2年で高校3年間の授業内容をやります。
高校3年時には大学受験対策をしますので、大学受験には有利な授業になります。
それに同じ学力の生徒がそろっているので授業内容を教えやすくレベルのあった授業が受けられます。最近は英語にも力を入れている学校も多いのでそう言う点も有利に働きます。
多角的な視点
中学受験をすることにより、いろいろな角度から物事が見れて考えられることができます。
学校では勉強できるのに塾ではできる子が多くいたり、勉強・努力の仕方を学べ、学校の先生だけではなく塾の先生の教え方など違いも感じれます。
塾内テスト・首都圏模試など小学生のうちから試験結果がでるので精神的にも強くなれますよ。
中学受験のデメリット
費用がかかる
中学受験は多くの費用がかかります…これは想像以上にかかります。
毎月の塾代だけではなく、その他にテキスト費、維持費、テスト費、春季・夏季・冬季の講習代…など
それに受験が近づけば受験代、受かったところに入学費など。
行く塾によっては塾だけではついていけず、個人塾に行かせる人や家庭教師をつける人もいると聞きます。
本当に想像以上に多くの費用がかかるのでよく調べてから塾を決めてくださいね。
親の負担が大きい
選ぶ塾によっては親の負担が大きくなります。膨大な宿題が出る塾では親のサポートが必然、それに加え塾の送り迎え、塾弁が毎回あります。
予習の多い塾などもサポートが必要ですし、カリキュラムをみて大枠を理解することもあります。
子供が進んで勉強する家庭はいいですが、なかなかそんなにうまくいかないですよね。
うちも子供たちも毎回机に向かわすのに苦労しますし、送り迎え、塾弁、面談と負担には感じることはたしかにあります。
塾選びから始まり、宿題の確認、コピー、送り迎え、塾弁、学校説明会、学校訪問、中学選びなどさまざまなことがあるのいくら時間があってもたりません…
公立中学のメリット
昔からの子供同士の付き合いが続く
保育園や幼稚園、小学校と昔から仲の良い友達と中学校へ一緒に通えます。
またクラス、部活、体育祭、文化祭など気心しれた仲なので結束力がよく盛り上がれるのもいい点です。
(逆に会う友達がいなかった場合はデメリットになりますが…)
親同士も知り合い
親同士顔なじみであることや近所なので何かあった時に相談しやすかったり、情報共有ができたりして有益な情報を教えてもらえることもあります。
お互いの子供の顔も知っているので子供の変化にも気づいてくれる場合もあります。
通学距離が近い
なんといっても通学距離が近いことが一番になります。
ほとんどの学校が徒歩10分以内でいける範囲にありますので、朝はゆっくりでき、帰りもすぐ戻れます。
部活などで遅くなっても近いので安心して帰ってこれるところもいいですね。
公立中学のデメリット
地域の学校によって差がはげしい
これが一番の問題点になります。通える学校が安心に勉強ができ、先生の教え方もよい学校なら問題はないですが、荒れている生徒がいたり、授業が集中できない状態で勉強の遅れがある学校にあたってしますと心配になります。
授業時間に差がうまれる
公立学校と私立中学の年間授業時間に差が生まれます。文部科学省が掲げた公立中学の年間標準授業数は1015時間になり、私立中学は1400〜1500時間、多いところになると1600時間もあります。
その差約1.5倍。土曜授業が普通で7限目もあるところもあるとか。これだけの差を埋めるために公立の中学の塾通いは必要かもしれませんね。
中学受験するなら知っておくこと
中学受験の費用のついて
中学受験のデメリットのところで費用が高額と書きましたが、ここでは数字も交えて詳しく解説していきます。
塾代
中学受験にかかる塾代は4年性60万 5年生80万 6年生100万と大まかに言われています。
高いところですと追加でもっとかかり、ついていくために個人塾に通い、家庭教師をつけますとMAXで300万円かかった人もいるとの話も…。
あらためて見ると毎年車を購入する値段になってしましますね。
受験料
6年生は1月か2月になると受験をし、その受験料が1校あたり約3万円もかかります。平均5〜7校を受けますので最低15万〜21万円と高額になります。
同じ中学を複数受けると割引もあるので一概には言えませんが20万前後はかかる計算です。
塾代、受験料は中学校入学までの費用になります。
入学金
入学金、授業料、活動費などは入学後の費用になります。
入学金は平均25万前後であり、もし併願校で、第一志望の結果がまだ出ていない時などは入学金を先に払わないといけない場合があります。
その場合第一志望に入学する場合は併願校の入学金が全額戻らないところもありますのでよく調べる必要もあります。(一部では減額してくれるところもあります)
授業料の平均、活動費
私立中学1年間の授業料の平均は50万前後であり、それに活動費(制服、修学旅行、学校用品、部活費用など)が加わり年間100万、3年間ありますので中学は約300万かかる計算になります。「
その他に通学費も加わりますのでそれ以上になります。
私立中高一貫校について
私立中高一貫校の利点には学習カリキュラムが5年で最後の1年に大学受験対策ができ、授業日数・時間も多いのでに質のいい授業を学ぶことができます。
もう一つ先生の移動などもないので、学力が一定し授業レベルが保たれる点も保証されています。
昔に比べ今では学校ごとに特色あるカリキュラムを用意してあり、施設や設備も充実しているので、視野が広がり幅のある学習を受けられます。
公立中高一貫校について
公立中高一貫校も6年間あるので高校受験がない分、学習や部活などゆとりある生活がおくれます。
特色あるカリキュラムも多く、大学受験などにも余裕を持って挑める点も公立中高一貫校の利点です。
私立と違い公立であるので学費が安く、私立の約1/3であるのも魅力です。
私立のような学習を受けられ、費用も安いので人気があるのも頷けます。
ただ人気があるため倍率が高く、なかなか受かりづらいのも問題です。倍率も6~7倍多いところだと10倍もあると聞きます。それに1人一校しか受けることもできません。
志望校の選び方
選ぶ基準
- 学校の校風・教育方針
- 男子校・女子校・共学
- 通学時間
- 学校や生徒の雰囲気
校風(教育理念)
歴史が長い伝統校などは創立者の建学精神が残り、先生や卒業生などに守り育てられています。その他に図書館が豊富であり充実していることなどがあります。
その他に新しい学校には広々としたキャンパス、新しいものを積極的に取り入れる傾向があり、設備なども充実しているなど日々の改革を実行しています。
学校がどのような教育を目的にしているか、人間性や体力、安全、常識、受験指導など勉強だけではなく幅広く学べるかなど調べる必要があります。
男子校、女子校、共学など
よく言われているのが男子校、女子校が同性だけなのでのびのびと成長できると思われています。それに加えて男女それぞれにあった教育をしているのが特徴です。
昔からの有名な進学校などに男女別の学校が多い傾向にあります。
共学は反対に男女が協力しあい、それぞれの男女差を理解しながら学校生活が送れる点が魅力です。
お互いのことを尊重しあい、男女混合で行事や部活に臨むことに慣れているので大学、社会人となっても違和感なく発揮できます。
中学は共学で高校から別学になり行事ごとは合同でやる両方味わえる学校も今はあります。
通学時間
通学時間も大切なことです。目安は1時間以内に通えるところがいいでしょう。近ければ近いほどその他に使える時間が増えるので希望する学校が近ければ狙うしかありません。
中学受験は高校受験と違い倍の6年間通わなければなりません。
高校の3年なら少し遠くでも我慢すればいいかと思いますが、通学に慣れていない中学生が6年間1時間以上かかるところに通うのは正直しんどいと思います。
なるべく1時間以内の学校を探し、もしなければ実際の時間に通学してみて問題なく通えそうなら狙うのもいいと思います。通うのはお子さんなのでその点はよく話あうことをおすすめします。
学校や生徒の雰囲気
実際に説明会、文化祭、体育祭などに参加できるならいくことをおすすめします。
中学受験しないなら知っておくこと
それぞれ家庭の事情や中学校の評判がいい、小学生時代は習い事に力を入れるなど中学受験をしない家庭もあります。
高校受験に向かい小学生のうちにやっておいた方がいいことを解説していきます。
小学生のうちにしておくこと
- 学習習慣をつける
- 基礎をおろそかにしない
この二つを大切にしておくと中学の塾通い、高校受験にむけての学習がスムーズにいきます。
初めは10分でもいいので毎日少しずつできる範囲からはじめ、習慣が身につけば20分、30分と伸ばしていきましょう。
歯磨きのように毎日しないと気持ち悪いと思ってきたら習慣になっている証拠。
スポーツも基礎が大切なように勉学も基礎が大切です。基礎を学べば応用にも効くので反復することをお勧めします。
塾でも6年生から中学受験ではなく、高校受験に向けたコースもあるので興味がある方は調べてかよってみるのもいいかもしれません。
英語は習うべき?
小学校でも英語教育は始まりますが、中学になって本格的に文法などはじまります。英語に慣れ親しむことは大切です。
英会話や塾などにいって先に進めておけば高校受験には有利になります・
しかし英語だけではなく国語力もつけておくが大切です。英語ができる子は総じて国語もできますので読書や漢字なども忘れずに。
高校受験について
高校受験には調査書が重要
高校受験には当日の試験結果に加え、中学校から提出される調査書(内申書)も重要になります。試験結果と調査書の合算によって合否が判定されますので、日々の中学校の生活態度、成績なども考慮されます。
調査書とは
調査書とは中学校が入試の選考資料として高校に提出する資料であり、別名内申書ともいいます。調査書の中身は、基本情報・教科の記録・出欠記録・総合的な学習の記録・特別活動・行動の記録・部活動や行事活動などになります。
高校受験に必要な中学校の総合的な成績表になります。
都道府県により中学3年時の成績だけのところもあれば、2、3年の2年間や全学年の3年間などとかわります。
調査書点(内申点)の計算方法も都道府県により違いますが、各学年5段階の評定×9教科の45点満点の数値を示します。
3年の2学期までの成績が適用されますので気を抜かないようします。
調査書がいい子とは
調査書を上げるポイントとしては
- 授業態度
- 提出物の有無
- 定期テストの点数
- 行事や活動に積極的
などがあります。
授業をまじめに受け、成績を上げるのはもちろんですが、提出物や学習態度も大変重要であるので侮らないようにします。
学校行事や部活動なども積極的に活動すれば評価もあがりますので楽しんで過ごせるよう頑張りましょう。
まとめ
中学受験の基本を解説していきました。
中学受験のメリット
- 目標や計画性が持てる
- 中高一貫校教育が受けられる
- 多角的な視点
中学受験のデメリット
- 費用が高額
- 親の負担が大きい
公立中学のメリット
- 子供同士の付き合いが長い
- 親同士も知り合い
- 距離が近い
公立中学デメリット
- 学校の差が激しい
- 授業時間が短い
中学受験なら知っておくこと
- 中学受験費用
- 塾代、受験料、入学金、授業料、活動費
- 私立中高一貫校について
- 学習カリキュラムが5年、授業レベルが一定、施設・設備が充実
- 公立中高一貫校について
- ゆとりある生活、特色ある学習カリキュラム、学費が私立の1/3
- 志望校選び
- ①校風を知る ②男子校、女子校、共学校を選ぶ ③通学時間を知る ④学校の雰囲気を感じる
中学受験しないなら知っておくこと
- 小学生のうちにすること
- ①学習習慣をつける ②基礎を大切にする
- 英語をならう
- ①英語に慣れ親しむ ②先取りして高校受験に有利にする
- 高校受験のポイント
- ①調査書が重要 ②調査書を上げるポイント(授業態度、提出物の有無、定期テストの点数、行事や活動の積極性)
中高一貫校・公立中学に通うにしてもどちらにもメリット・デメリットがあります。
家庭で相談し、高校まで費用はいくらか?学校はどのようなカリキュラムか?など調べ、最後はお子さんが心から受験をしたいと思ったら受験をするのがいいでしょう。
この記事が中学受験を迷っている方の参考になっていただけたらうれしいです。