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塾を選んで中学受験に向かうことに決めたら次は志望校選びになりますね。
まず私が調べて思ったのは自分達の時代と令和時代の学校の評価が全然違うことでした。
有名な超難関校は昔とかわりませんが、中堅校などは「ここがこんなに高いの?」「ここは少し下がっているのか?」「いつの間に共学?」となります。
昔のイメージのまま親が選んでしまうと大変なことになるので昔の記憶をまずはリセットしてから志望校選びに向かうことをおすすめします。
これだけは抑えておきたい志望校選びのポイントとして以下にあげます。
- 志望校を決める時期
- 私立中高一貫校か公立中高一貫校か?
- 別学か共学か?
- 付属校か進学校か?
- 学校の校風・雰囲気
- 教育内容
- 通学時間
この5つを参考に自分の子供に一番合いそうな学校を選ぶといいでしょう。
学校説明会や文化祭、体育祭、登下校時の生徒の様子などを参考に最低でも小学6年生の夏までには確実に決めることです。
それぞれのポイントを詳しく解説するので志望校選びの参考にしてみてくださいね。
志望校はいつ頃に決めるか?
志望校選びはいつまでに決めたらいいのか?
早く決まっていたらそこに向かって親子で頑張っていけますが、そんなこといっても多い学校の中からなかなか決められるものでもありません。ここでは目安を解説していきます・
5年生は説明会、文化祭にいく
6年生になると受験勉強や模試などが忙しくなり、学校説明会や文化祭、公開授業などいろいろな学校になかなかいけません。
余裕がある4年生、5年生のうち学校を回ることをおすすめします。
6月頃から新年度の学校説明会や公開授業の予約が始まりますのでホームページなどでチェックするといいでしょう。
9月、10月などは文化祭も始まりますので直に生徒さんに触れられる機会ですし、学校の雰囲気、清掃具合なども直に感じられるのもいいです。
どれも予約制(一部の学校は文化祭は自由)なので忘れずに申し込んでくださいね。
人気校の説明会は先着順や抽選になり激戦です。抽選はなかなか受からないので説明会にいくのも大変です…。
6年夏頃までには決める
最低でも6年生夏頃までには第一希望の学校は決めておきます。
志望校の出題傾向の把握や夏以降は塾などでは志望校特訓のコースなども始まります。
早ければイメージもつきやすいですし、夏期講習のモチベーション維持などにもつながります。
第一希望校が決まったら出題傾向が似ている学校を選べたり、受験日なども考慮できますので選択肢が広まるでしょう。
私立・公立中高一貫校の特徴
私立中高一貫校特徴
私立中高一貫校の利点には学習カリキュラムが5年で最後の1年に大学受験対策ができ、授業日数・時間も多いのでに質のいい授業を学ぶことができます。
もう一つ先生の移動などもないので、学力が一定し授業レベルが保たれる点も保証されています。
昔に比べ今では学校ごとに特色あるカリキュラムを用意してあり、施設や設備も充実しているので、視野が広がり幅のある学習を受けられます。
公立中高一貫校特徴
公立中高一貫校も6年間あるので高校受験がない分、学習や部活などゆとりある生活がおくれます。
特色あるカリキュラムも多く、大学受験などにも余裕を持って挑める点も公立中高一貫校の利点です。
私立と違い公立であるので学費が安く、私立の約1/3の費用であるのも魅力です。
私立のような学習を受けられ、費用も安いので人気があるのも頷けます。
ただ人気があるため倍率が高く、なかなか受かりづらいのも問題です。倍率も6~7倍多いところだと10倍もあると聞きます。それに1人一校しか受けることもできません。
別学か共学どちらが子供にあっている?
別学の特徴
男子校、女子校が同性だけなのでのびのびと成長でき、それに加えて男女それぞれにあった教育をしているのが特徴です。
昔からの有名な進学校などに男女別の学校が多い傾向にあります。それによく聞く話ですがいじめなども少ない傾向にあるみたいです。
別学は6年間異性との関わりが少ないので関わり方がわからなくなる場合もあり、大学で苦労する子もいるみたいです。家族構成などにもよるので一概には言えばせんが…。
共学の特徴
共学は反対に男女が協力しあい、男女差を理解しながら学校生活が送れる点が魅力です。
お互いのことを尊重しあい、男女混合で行事や部活に臨むことに慣れているので大学、社会人となっても違和感なく発揮できます。
中学は共学で高校から別学になり行事ごとは合同でやる両方味わえる学校も今はあります。
最近のグローバル教育などの人気の高校に共学が多くみられますね。
付属校か進学校か?
付属中学の特徴
付属中学は基本的に大学までほとんどの人が行けるので大学受験にむけての時間を他の部活、趣味などに使えやすくなります。
その他に資格などにも早めに挑戦できるなどよく聞く話です。
逆に大学まで行きやすいのでなかだるみしてしまい、勉強がおろそかになりやすくだらだらと過ごしてしまう人もいます。
中学、高校と興味を持った分野がその付属の大学になかった場合などは他の大学に受験しないといけないのでその時は苦労しやすくなります。
今は付属中学は大変人気があり、倍率などが高く激戦なのも難点です。
進学校の特徴
周りが大学受験を意識している人が多いのでそのまま大学受験モードに突入しやすい環境にあります。学習環境やモチベーションが高い人たちが多いので自分の意識も自然と高まりやすいです。
ただ高校2年ごろには大学受験にむけて準備をしなくてはならないので付属校よりは時間が短くなります。
進学校を選ぶ際も決まっているなら自分が目指している大学に進学している人が多い学校を選ぶことが大切です。
進学校によって大学の行き先は多種多様になりますので確認が必要であり、パンフレットに大学実績が記載されているので現役でどの学校に多く合格があるかなど把握しておくといいでしょう。
校風にはどんなのがある?
校風について
歴史が長い伝統校などは創立者の建学精神が残り、先生や卒業生などに守り育てられています。その他に図書館が豊富であり充実していることなどがあります。
その他に新しい学校には広々としたキャンパス、新しいものを積極的に取り入れる傾向があり、設備なども充実しているなど日々の改革を実行しています。
学校がどのような教育を目的にしているか、人間性や体力、安全、常識、受験指導など勉強だけではなく幅広く学べるかなど調べる必要があります。
管理型学校とは?
管理型とは校則や髪型、制服なども厳しく、勉強も課題や補習などもしっかりしていて、夏期講習なども実践しているところもあります。
カリキュラムがしっかりしているのも特徴で、中堅校の大学進学がいい学校に多い傾向があります。
自由型学校とは?
自由型とは校則もあまりなく、髪型や制服なども自由であり、生徒主体で文化祭、体育祭などが開催されます。
勉強なども課題などが少なく自主性に任せられています。
有名なところですと開成中学や麻布中学、武蔵中学など難関校に多い傾向にあります。
教育内容とは?
教育内容にも学校独自のカリキュラムを持ち、説明会やパンフレットなどで確認する必要があります。
ICT教育とは
コロナの影響で教育現場は急速な変化がおきています。その1つにICT教育があります。
ICT教育とはアナログで行っていた教育のデジタル化のことをいいます。
パソコンやタブレット、電子黒板などを導入し、インターネットを介した学習支援ツールの活用などを行う教育の総称です。
ICTとは?
ICTは「Information and Communication Technology」の略称で、「情報通信技術」のこと。
ICTは「Communication」という言葉が入っているので、単なる情報処理に留まらず、ネットワークを活用した人と人との繋がり、コミュニケーションに活用する視点が含まれた概念です。
主な内容
- デジタル教科書や電子黒板
- 動画やアニメーションで解説
- タブレットを使用したインターネット情報収集
このような内容をいち早く導入している学校もありますので確認してみてください。
国際教育やグローバル教育
近年では国際教育、グローバル教育を意識した学校が人気があります。
英語の授業に力を入れてネイティブスピーカーの英語教師を多数揃えていたり、姉妹校の語学研修などを用意していたりします。
広尾学園や渋谷教育学園幕張のように海外大学の進学などを後押ししている高校もあります。
海外に早くから興味があるお子さんはその点も候補に入れて学校選びも考える必要がありますね。
通学時間は大切!
特に私が大切だなと思っているのに通学時間があります。
おすすめは1時間以内
目安は1時間以内に通えるところがいいでしょう。近ければ近いほどその他に使える時間が増えるので希望する学校が近ければ狙うしかありません。
中学受験は高校受験と違い倍の6年間通わなければなりません。
高校の3年なら少し遠くても我慢すればいいかと思いますが、通学に慣れていない中学生が6年間1時間以上かかるところに通うのは正直しんどいと思います。
なるべく1時間以内の学校を探し、もしなければ実際の時間に通学してみて問題なく通えそうなら狙うのもいいとでしょう。通うのはお子さんなのでその点はよく話あうことをおすすめします。
通学時間がかかると部活や塾が大変
部活をやり、終わった後帰るのに通学に時間がかかると家に着いた頃にはもうへとへとなり勉強などする時間がなかなかもてません。
大学受験のために塾を通う時期にとなると終わる時間が遅くその後に時間をかけて帰るのも効率がいいとはいえません。
体力があったり、通学中は本が読めるなど時間を苦にしない子供以外はあまりおすすめできません。
それでも毎年時間をかけてその学校に通いたいという子も何人かはいますのであくまでも目安の時間(1時間以内)になりますが。
まとめ
中学受験での志望校の選び方について詳しく解説してきました。
志望校選びの時期
- 6年生で忙しくなる前の5年生で説明会、文化祭を見に行く
- 6年生の夏頃までには希望校を決める
私立中高・公立中高一貫校の特徴
- 私立中高一貫校
- 学習カリキュラムが5年で最後の1年に大学受験対策ができ、授業日数・時間も多いのでに質のいい授業を学ぶことができる。
もう一つ先生の移動などもなく、学力が一定し授業レベルが保たれる点も保証されている。昔に比べ今では学校ごとに特色あるカリキュラムを用意してあり、施設や設備も充実しているので、視野が広がり幅のある学習を受けられる。 - 公立中高一貫校
- 公立中高一貫校も6年間あるので高校受験がない分、学習や部活などゆとりある生活がおくれる。
特色あるカリキュラムも多く、大学受験などにも余裕を持って挑める点も公立中高一貫校の利点。
公立であるので学費が安く、私立の約1/3の費用であるのも魅力。
別学・共学の特徴
- 別学の特徴
- 男子校、女子校が同性だけなのでのびのびと成長でき、それに加えて男女それぞれにあった教育をしている。
昔からの有名な進学校などに男女別の学校が多い傾向があり、それによく聞く話ですがいじめなども少ない傾向にある。 - 共学の特徴
- 共学は反対に男女が協力しあい、それぞれの男女差を理解しながら学校生活が送れる点が魅力。
お互いのことを尊重しあい、男女混合で行事や部活に臨むことに慣れているので大学、社会人となっても違和感なく発揮できる。
中学は共学で高校から別学になり行事ごとは合同でやる両方味わえる学校がある。最近のグローバル教育などの人気の高校も共学が多い。
付属校・進学校の特徴
- 付属校の特徴
- 付属中学は基本的に大学までほとんどの人が行けるので大学受験にむけての時間を他の部活、趣味などに使えやすい。資格などにも早めに挑戦しやすい
逆に大学まで行きやすいのでなかだるみや勉強がおろそかになりやすくだらだらと過ごしてしまう人もいる。
今は付属中学は大変人気があり、倍率などが高いのも難点。 - 進学校の特徴
- 周りが大学受験を意識している人が多いのでそのまま大学受験モードに突入しやすい環境にある。学習環境やモチベーションが高い人たちが多いので自分の意識も高まりやすい。
高校2年ごろには大学受験にむけて準備をしなくてはならないので付属校よりは時間が短い。
進学校を選ぶ際も決まっているなら自分が目指している大学に進学している人が多い学校を選ぶことが大切。
校風や管理型・自由型について
- 校風
- 歴史が長い伝統校などは創立者の建学精神が残り、先生や卒業生などに守り育てられている。その他に図書館が豊富であり充実していることなどがある。
新しい学校には広々としたキャンパス、新しいものを積極的に取り入れる傾向があり、設備なども充実しているなど日々の改革を実行している。 - 管理型学校
- 管理型とは校則や髪型、制服なども厳しく、勉強も課題や補償などもしっかりしていて、夏期講習なども実践している。カリキュラムがしっかりしているのも特徴で、中堅校の大学進学がいい学校に多い傾向がある。
- 自由型学校
- 自由型とは校則もあまりなく、髪型や制服なども自由であり、生徒主体で文化祭、体育祭などが開催される。
勉強なども課題などが少なく自主性に任せられている。有名なところだと開成中学や麻布中学、武蔵中学など難関校に多い傾向にある
教育内容も参考にする
- ICT教育
- ICT教育とはアナログで行っていた教育のデジタル化のことをいう。パソコンやタブレット、電子黒板などを導入し、インターネットを介した学習支援ツールの活用などを行う教育の総称。
デジタル教科書や電子黒板、動画やアニメーションで解説、タブレットを使用したインターネット情報収集などがあげられる。 - 国際教育やグローバル教育
- 英語の授業に力を入れてネイティブスピーカーの英語教師を多数揃えていたり、姉妹校の語学研修などを用意していたりする。
広尾学園や渋谷教育学園幕張のように海外大学の進学などを後押ししている高校もある。
志望校選びは大変であり重要であるのでお子さんといろいろ周り、希望の学校が見つかるといいですね。