【中学受験 料理・行事問題1】おせちの由来、意味などを詳しく解説!

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【中学受験 料理・行事問題1】おせちの由来、意味などを詳しく解説!

近年の中学受験ではおせちの問題やフレンチ料理問題などユニークな問題が出題されます。

例えば以下の問題が過去にありました。

  • 砂糖が、むかしは貴重品であったということ以外に、おせち料理に砂糖がよく使われている目的を1つあげなさい。
  • イワシの加工品が「田作」とよばれる理由を答えなさい。

子供が通っている塾の宿題でも「好きなおせち(黒豆、数の子、田作りなど)の由来」を調べてきてとありました。

毎年食べながら子供たちにこんな意味があるよと伝えていましたが、いざ書こうとするとあまり覚えていないものです。

子供に急に聞かれてもいいようにわかりやすくまとめてみましたので、これを見て子供に伝えて下さいね。

この記事でわかることは

  • おせちの意味や由来
  • 食材の説明、購入先
  • 裏白、南天、はらんなどの購入先

毎年作っている人、今年から始めようと考えている人などの参考になりますので是非最後までご覧ください。

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塾弁について詳しくはこちらをどうぞ!

中学受験について詳しい解説はこちらをどうぞ!

おせち料理の由来

おせち(お節)は、平安時代の朝廷の節会(せちえ)の祭事の料理に由来します。

節会(せちえ)とは、季節の変わり目となる「節日」の祝祭の儀式と宴会のことです。

一年、得に重要視された五つ宴会があり、元旦、白馬(あおうま)、踏歌(とうか)、端午、豊明(とよのあかり)、この五つを五節会と言いました。

時代とともに変化し江戸時代、最も重要な元旦のお正月に用意する料理のことを「おせち料理」と呼ぶようになりました。

まとめるとお節料理とは、重要なお正月に年神様へのお供えの料理であるとともに、家族の健康、幸せを願う縁起ものの料理でもあります。

祝い肴

おせち料理に欠かすことのできない、おめでたい縁起もの3種のことです。

関東では黒豆、数の子、ごまめ 関西では黒豆、数の子、たたきごぼうとなっています。

黒豆

「まめに暮らせるように」「まめに働けるように」と願いをこめていただきます。元気・丈夫・健康な生活などを願う意味があります。

黒豆の種類

丹波黒
大粒で皮が破れにくく、香り、もっちりとした食感が特徴。丹波地方で古くから栽培されているが、今では岡山、京都、滋賀でも栽培されている
光黒
北海道で栽培されている黒豆。表面は光沢があり、煮崩れが少ない。買いやすい価格。
玉大黒
主に長野などで栽培されている黒豆。上品な甘味がありやや大粒。
雁喰
岩手、山形などの一部の地域で作れていて、豆の腹についたスジで平べったい黒豆。雁が食べた痕ののようにも見えることからこの名がついた。

丹波黒豆


北海道光黒豆


山形産雁喰い豆

数の子

黄金色の卵から、子孫繁栄の縁起物とされています。子孫繁栄の願いから婚礼などのお祝いにも使われます。

ニシンの卵を塩漬け又は乾燥したものであり、干し数の子は高級品です。産地はカナダ、アメリカ、北海道、ロシアなどがあります。

数の子の種類

太平洋側の数の子(アメリカやカナダ)
歯ごたえがあり、パリッとした歯ごたえが特徴。色や形がいいため贈答品に使われる。
大西洋側の数の子(主に東カナダ)
水分量が多いので塩数の子というよりは味付け数の子に加工されている
国産の数の子(北海道)
主に北海道産である。昔たくさん魚が獲れたが近年は少なく希少価値があり、高価である。味もよく人気がある

チェックポイント

数の子は塩を抜きすぎないのがコツです。抜きすぎると苦味がでるので、抜きすぎた場合は濃いめの塩水30分〜2時間ほどつけると苦味が取れます。つけすぎるとまた塩辛くなりすので気をつけてください。何度も作っていると感覚がわかってきます。


おせちに使える上等な数の子やいくらなど売っています。

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田作り

豊作祈願の意味があり、昔田んぼの肥料にした小魚だから「田作り」と呼ばれるようになりました。

ごまめを炒って甘辛い調味料で味付けし、からめたものです。

ごまめとは、カタクチイワシ稚魚を干したもので、綺麗でつやがよく、大きさがそろっているものは値段も高価であり、味がよく、きれいに盛りやすいです。


風味がよく非常に軽やかで、銀に輝くごまめです

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たたきごぼう

ごぼうには昔から地中にまっすぐ深く根を張ることから、土地に根付き安定に代々続きますようにと願いが込められた縁起の食材です。

たたきのたたく理由は、麺棒などで叩くことによりごぼうの固い繊維をほぐして酢の味を染み込みやすくするためです。

たたいてごぼうを開くことから、新年の開運の意味もあるのではないかとも言われています。


山梨県産 無農薬のごぼう

口取り

口取りとは、口取り肴の略語です。酒の肴を意味し、酒にあう、かまぼこや甘味がある料理などが多いです。

栗きんとん

金団とも記し、黄金色の財宝を意味します。お金の象徴で商売繁盛や金運をもたらします。

栗は勝ち栗と呼ばれ出陣・祝勝に用いられます。

使う材料はさつまいも 栗の甘露煮 くちなし 砂糖

さつまいもの種類

なると金時
きめ細かく、上品な甘味があり、ホクホク感が特徴。徳島県鳴門市を中心に作られている。
紅あずま
果肉は黄色く、繊維質な少ないホクホク・ネットリ両方持っているお芋。関東で人気の品種。
紅あか
上品な甘味とホクホク感が特徴。主に埼玉で作られている。
シルクスイート
甘味が強くしっとりとなめらかが特徴。千葉や茨城などでよく作られている。

くちなし

くちなしとは、くちなしの果実を乾燥させたものです。

黄色い色素のクロシンが含まれていて、水溶性なので割って水につけると鮮やかな黄色になります。

料理の色付けはもちろん、漢方などにも使われる。割ってガーゼに包み、一晩おいて濃い黄色を出すと栗きんとんの色も綺麗に仕上がります。

スーパーなどで5〜10個入りなどで売っています。

栗の甘露煮おすすめ

新鮮な国産栗(無漂白)・砂糖だけで作られている柔らかい栗の甘露煮

かまぼこ

めでたさに華を添えてくれます。半月の形は元旦の初日の出のイメージがあり、新年にぴったりな一品です。
紅は魔除け慶び、白は神聖清浄を表す縁起物です。

紅白かまぼこ、市松かまぼこ、日の出かまぼこなどいろいろな飾り切りがあります。


職人の手作業の完全受注生産のかまぼこ

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海老のうま煮

海老のように腰が曲がるまで長生きできるようにと願って、長寿の意味があります。

海老は、車海老を使うと赤く綺麗な海老になり華やかになります。綺麗な色に仕上げたい場合は活け(生きている状態)のものを購入をおすすめします。

天然車海老は愛知、愛媛、大分などが有名で、養殖は沖縄、鹿児島、熊本などで生産されています。

年末になると普段扱わないスーパーなどでも扱い、確実に欲しい場合はお店に予約するかネット通販で購入するのをおすすめします。


新鮮な状態の車海老をおがくずで送ってくれます。生きて届けてくれるので茹でると綺麗な赤色になります。

 

伊達巻き

伊達巻きは、卵とすり身、砂糖、塩、醤油を混ぜて焼いて巻いたものです。

巻物は昔書物でしたので、その巻物に似ていることから知性が増える縁起物、学業成就などの意味があります。

伊達という言葉には華やか派手さの意味もありますので華やかな巻物で伊達巻きと名づけられました。

巻きすは、鬼巻きすを使うと角がしっかりとたちます。


鬼巻きす


すり身 伊達巻き以外でも手作りかまぼこ、さつま揚げ、はんぺん作りなどにも使えます。

昆布巻き

昆布は広布(ひろめ)とも呼ばれ、喜ぶ広めるに通じる縁起物。昆布に子生(こぶ)という当て字もします。
不老長寿や子孫繁栄の願いが込められています。

昆布巻きの昆布は日高昆布がよく使われ、中身は身欠きにしん ソフトニシン、鮭などを巻くのが一般的です。

日高昆布
柔らかくて煮えやすく味もよい。煮物によく使われるが、だしも美味しい。
身欠にしん
ニシンを3枚におろし、よく乾燥させたもの。独特な香りがあるので、米の研ぎ汁で戻すとにおいやくさみが取れるとされている。戻さないと昆布巻きには、使えない。
ソフトニシン
身欠ニシンより乾燥をさせていないので、日持ちはしない。お湯をかけてうろこなど掃除すれば、そのまま昆布巻きに使える。

身欠にしん

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ソフトにしん

錦卵

錦卵は二段に重ねたものや渦巻き状に仕上げるものなどがあります。黄身と白身に分けて裏漉して味付けしてから蒸した料理です。

黄身は金色、白身は銀色を表し、二色であることから錦の字を当てた縁起のいい料理です。見た目も華やかで子供にも人気があり、財宝などの意味もこめられています。

卵の味に左右されますのでおいしい卵で作ってください。

おせちには卵をよく使うので多めに用意しておくのがいいでしょう!


平飼いの卵

酢の物

おせちの酢の物は、途中の口直しに適した料理であり、酢の殺菌作用などで素材の腐敗をおくらせることにも適しています。

紅白なます

お祝いの時の水引にも見えることから縁起のいい料理とされています。

もう一つはどちらも地中に根をはり、まっすぐのびることから家庭の安定、土台を強くするなどの意味にも言われています。

冬にしかない金時人参を使うとさらにきれいな紅白になります。

金時にんじんについて

オレンジ色の西洋人参より前に西日本で栽培されていた赤い色をしている人参です。細く円錐型をしているのが特徴。やわらかく甘みがあります。10月後半から3月くらいまで市場に出回り、香川、大阪、京都などが多く栽培されています。 

菊花かぶら

蕪を菊のように見立てた酢の物です。

菊はお祝いの席でよく使われ、邪気を払うとも言われており、その菊に見立てた菊花かぶらは長寿を願う意味がこめられています。

聖護院かぶらについて

京都で栽培されている大かぶら(1個1kg〜3kg)。肉質は緻密できめ細かく、やわらかくてほのかに甘味があります。千枚漬けはもちろん、煮物、かぶらむしなどに使われます。おせちの菊花かぶらにもむいています。11〜3月の間栽培されています。

酢蓮根

れんこんは穴があいているので、向こう側が見通せることから、縁起がよく将来が見通せて明るい一年になりますようにという願いの意味があります。

皮を綺麗にむいて丸くする酢蓮根と外側を花型にむく酢蓮根があり、花蓮根とも呼ばれます。

蓮根について

6月以降に収獲さるる新蓮根はみずみずしいですが、秋から冬にかけての蓮根は、粘りと甘味が出てきます。産地は茨城、佐賀、徳島などで主に栽培されています。

焼き物

味噌漬け、つけ焼き、塩焼きなどあり、おせちにおける食べ応えのある一品です。

恵比寿様が持っている鯛は、めでたいと言われ縁起がいい魚とされています。

鯛の赤色は慶びや魔除けの意味があり、結婚式、お食い初めなどさまざまな祝いごとに使われます。

鯛の昆布締め、切り身をお重に詰めたり、姿のままの塩焼きを別のお皿に盛り付けることもあります。

関西ではにらみ鯛といい、三が日は箸をつけずに食べずに飾り、1月4日に鍋などで温めていただきます。


明石の天然焼き鯛

鰤はつけ焼き、塩焼きなどの焼き物になり、食べ応えのある料理です。

鰤は成長するにつれて名前が変わります。

関西ではワカナ→ツバス→ハマチ→ブリ

関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリとなります。

出世していく様子をあらわし出世魚と呼ばれ、立身出世の縁起のいい魚とされています。

さわら

さわらは味噌漬け、つけ焼き、塩焼きなどの焼き物なります。

さわらも成長するにつれて名前が変わり、鰤同様に立身出世の縁起のいい魚とされています。

関西ではサゴシ→ヤナギ→サワラ

関東ではサゴシ→サコチ→サワラ

煮しめ

だし汁などをたっぷり使った贅沢な煮物、きれいな形にととのえたハレの日の煮物です。

それぞれの意味は以下になります。

里芋
たくさんとれることから子孫繁栄
ごぼう
土地に根付き安定に代々続きますようにと願いが込められた意味
れんこん
穴があいているので、向こう側が見通せることから、縁起がよく将来が見通せて明るい一年になりますようにという願いの意味
人参
丸く切って日の出人参、梅の形に切って梅人参がある。日の出人参は初日の出、梅人参の梅は、冬の寒さの終わりごろに咲き、生命力があることから長寿の意味がある
干し椎茸
椎茸を亀の甲羅の形に切った亀甲椎茸があり、健康長寿を願う意味がある
くわい
大きな目がでるから出世の願いがこめら、めがでるからめでたいという意味もこめられている。
こんにゃく
手綱こんにゃくの形から結び目と縁結びをかけて良縁や夫婦円満の縁起もとされています

裏白・南天・ゆずり葉・松葉・はらんについて

おせちのあしらいとして、裏白、南天、ゆずり葉、松葉、はらんなど使われます。

お重に詰める時に下に引いたり、仕切りにしたり、最後に上に飾ったり、お皿に盛り付ける時なども添えるとそれだけで華やかになります。

見た目だけではなくそれぞれにはお祝いの意味もありますので紹介します。

裏白

ウラジロ科の常緑性の大型のシダ。

葉の裏が白い事から「清廉潔白」、白髪になるまで長生きする「長寿」の意味があります。

花屋でもたまに売っている時もありますので確認してみてください。

もしどこにも売っていない場合はネット通販が便利です。ただ年末はお店なども大量に使いますので売り切れの可能性もあるので気をつけて下さいね。

早めにかった時などはビニール袋に入れて乾燥させないように野菜室がおすすめです。

市場ではもちろん、年末になると八百屋、スーパー、デパートなどでも5枚、10枚セットなどで売っています。

南天

南天は、昔から邪気をはらう縁起のいい木とされてきました。

その名前から「難を転じて福となす」と言われ、おせち、七五三などのお祝いの飾りにも活用されています。

庭に植えている方も多く、道端でもよく見かけます。もしかしたら自分のお庭にもあるかもしれないので気づいていない方は探してみて下さい。

この機会に植えておけば、お祝い事全般に使えるお赤飯に飾ることもできますのでおすすめです。

購入先は市場や八百屋、スーパー、デパートなどにパックに入って売っています。

松の葉

一年を通して常緑で葉の色が一年中おちない事から「不老長寿」の象徴とされています。

庭や公園などでもよく見かけ、購入先は市場、八百屋、デパートなどにパックになっておいてあります。

花屋では枝ごと売っていますので、お部屋に飾るのに購入し、少し切って料理の飾りに使用するのもいいですね。

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ゆずり葉

新しい葉が出てから、古い葉が落ちる様子から世代交代し、家が絶えることなく続いていく、子孫繁栄を意味しています。

鏡もちの飾り、しめ飾り、お重の仕切りや最後の飾りつけにも使用されます。

庭や公園などにもよく植えられ、冬になると軸が赤くなり、緑と赤のコントラストが美しいのも特徴です。

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はらん

ユリ科の植物、常緑で葉が大きいのが特徴です。抗菌効果があるのでお寿司、おせちなどの仕切りに使われます。

庭や公園、道端などにも咲いています。

市場、八百屋、花屋などで、1枚から買えるところや10枚セットなどいろいろあります。

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まとめて購入されたい方はこちらをどうぞ

まとめ

おせちのそれぞれの意味と食材、購入先などご紹介してきました。

おせち

お節料理とは、重要なお正月に年神様へのお供えの料理であるとともに、家族の健康、幸せを願う縁起ものの料理でもあります。

祝い肴

おせち料理に欠かすことのできない、おめでたい縁起もの3種のことです。

関東では黒豆、数の子、ごまめ 関西では黒豆、数の子、たたきごぼうとなっています。

黒豆
まめに暮らせるように、まめに働けるようにと願いがあり、元気・丈夫・健康な生活などを願う意味
数の子
黄金色の卵から、子孫繁栄の縁起ものとされている
田作り
昔田んぼの肥料に使われていたことから豊作祈願の意味
たたきごぼう
土地に根付き安定に代々続きますようにと願いがある縁起の良い食材。たたくことから新年の開運の意味も

口取り

口取りとは、口取り肴の略語です。酒の肴を意味し、酒にあう、かまぼこや甘味がある料理などが多いです。

栗きんとん
金団とも記し、黄金色の財宝を意味する。お金の象徴、商売繁盛や金運をもたらす
かまぼこ
半月の形は元旦をイメージがあり、紅は魔除け、慶び、白は神聖、清浄を表す縁起物
海老のうま煮
海老のように腰が曲がるまで長生きできるようにと願って、長寿の意味
伊達巻き
巻物に似ているから知性が増える縁起物、学業成就の意味。伊達という言葉には華やか、派手さの意味もある
昆布巻き
昆布は広布とも呼ばれ、喜ぶ、広めるに通じる縁起物。昆布に子生という当て字もする。不良長寿や子孫繁栄の願いが込められている。
錦卵
黄身は金色、白身は銀色を表し、二色あることから錦の字を当てた縁起の良い料理。

酢の物

おせちの酢の物は、途中の口直しに適した料理であり、酢の殺菌作用などで素材の腐敗をおくらせることにも適しています。

紅白なます
お祝いの時の水引にもみえることから縁起の良い料理。どちらもまっすぐ根を伸ばすことから家庭の安定、土台を強くする意味もある
菊花かぶら
菊に見立てて切られた菊花かぶらは中樹を願う意味
酢蓮根
穴があいているので、向こうが見通せることから、縁起がよく将来を見通せて明るい一年になりますようにと願いがある意味

焼き物

 味噌漬け、つけ焼き、塩焼きなどあり、おせちにおける食べ応えのある一品です。

恵比寿様が持っている鯛は、めでたいと言われ縁起がいい魚とされている
成長とともに名前がかわることから、出世魚と呼ばれ、立身出世の縁起のいい魚とされている
さわら
成長とともに名前がかわることから、出世魚と呼ばれ、立身出世の縁起のいい魚とされている

煮しめ

だし汁などをたっぷり使った贅沢な煮物、きれいな形にととのえたハレの日の煮物です

里芋
たくさんとれることから子孫繁栄の意味
ごぼう
土地に根付き安定に代々続きますようにと願いが込められた意味
れんこん
穴があいているので、向こう側が見通せることから、縁起がよく将来が見通せて明るい一年になりますようにという願いの意味
人参
丸く切って日の出人参、梅の形に切って梅人参がある。日の出人参は初日の出、梅人参の梅は、冬の寒さの終わりごろに咲き、生命力があることから長寿の意味がある
干し椎茸
椎茸を亀の甲羅の形に切った亀甲椎茸があり、健康長寿を願う意味がある
くわい
大きな目がでるから出世の願いがこめら、めがでるからめでたいという意味もこめられている。
こんにゃく
手綱こんにゃくの形から結び目と縁結びをかけて良縁や夫婦円満の縁起もとされています

あしらいの葉

裏白
葉の裏が白いことから「清廉潔白」白髪になるまで長生きする「長寿」の意味
南天
邪気を払う縁起の良い木とされて、名前から「難を転じて福となす」と言われている
松の葉
一年を通して常緑で葉の色が落ちないことから「不良長寿」の象徴とされた
ゆずり葉
新しい葉が出てから、古い葉が落ちる様子から世代交代し、家が絶えることなう続く、子孫繁栄の意味
はらん
抗菌効果があり、おせちや寿司などの仕切りに使われる。

おせちのそれぞれの料理の説明をまとめてみました。子供に聞かれた時などにお役に立てて下さい。

おせち料理は神様をまつり、家族の健康・幸せを祈りながら召し上がってください。

まだ作ることに慣れていない方は、いっぺんに作らず、毎年少しずつ増やしていくことをおすすめします。

毎年作ることにより腕は確実に上がっていき、去年よりうまくできた時などはうれしいものです。

黒豆、数の子など他のお祝いの時に使える料理もありますので、お正月にこだわらず作ってみてください。

子供の成長とともに自分の成長も楽しめます。