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1月5、6日頃からスーパーや八百屋さんには七草セットが売り始めます。
年に一度の七草です。
1月7日に食べないと七草セットは一年待たなければなりません。
みなさん食べていますか?
子供はなかなか食べてくれませんよね。うちの子供たちも七草がいっぱい入っているのは残念ながら食べてくれません。
でもそれでいいのです。
毎年作っているのを見せることがためになります。
そのうち大きくなったら一緒に食べてくれるはず…食べなくても七草の名前は一緒になって覚えましょう。
子供の理科の問題に出ていたので、教えておいて損はありません。
この記事でわかること
- 七草粥の種類と名前
- それぞれの特徴
- 七草粥の作り方
365日食事担当のFUTATITIが詳しく解説するよ!
七草粥は奈良時代に入ってきた行事食
七草粥は奈良時代に伝わり、平安時代をへて、江戸時代には6日の夜に準備し7日朝に祝う形になりました。
1月7日は五節句のひとつ、人日の節句になります。
春の若菜を摘み、春の訪れを祝うとともに不足していた野菜を体に取り込むと万病を祓い、長生きすると言われています。
お正月で疲れた胃を休ませる意味、その年の健康を願う意味などもある行事食ともいえます。
チェックポイント
五節句とは、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽のことです。
春の七草の種類と名前
春の七草の名前の覚え方は、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ春の七草」と語呂合わせのよい和歌があり、子供に教えるのにはこの和歌が覚えやすいです。
せり
セリ科多年草 強い香りが特徴。止血、解熱、解毒の作用があるとされている。
なずな
アブラナ科の2年草 昔から食用や薬用に利用されていた。五臓を健康にすると伝えれれている。
ごぎょう
キク科2年草 ハハコグサとも言われ昔は草餅にも使用されていた。気力の増進に効果があるとされている。
はこべら
ナデシコ科2年草 はこべとも呼ばれ古くは野菜として食べられていた。
ほとけのざ
キク科2年草 小鬼田平子(コオニタビラコ)のことである。若菜が食用にされる。
すずな
アブラナ科1〜2年草 今の蕪のことである。デンプンを分解する消化酵素をふくみ、消化を助ける。
すずしろ
アブラナ科1〜2年草 今の大根のことである。デンプンを分解する消化酵素をふくみ、消化を助ける。
七草粥作り方
- 白粥を炊いている間に、七草をよく洗い水気をきる。
- すべてみじん切りにする。
- 白粥が炊けたら仕上げにみじん切りの七草を加えて、ひと煮立ちしてよそう。
- 焼き餅があれば加えて、塩又は梅干しでいただく。
炊き立ての七草粥を食べると胃に優しく、心が休まり本当に美味しいです。
ぜひ試してみてください。毎年の楽しみが増えること間違いなしです。
七草の購入場所
七草セットは1月5、6日になるとスーパーの野菜売り場又は八百屋で売りはじめ、デパ地下などではカゴに入ったものなども売っています。
寄せ植えの鉢のものは、観賞用で年末から売られ、通販でもありますので気になる方は購入を検討してみてください。
まとめ
今まであまり七草粥をつくっていなかった方は、今年はどうですか?
一年の無病息災、長寿健康を願って食べてみるのもいいものです。
子供たちはなかなかたべてもくれませんが、毎年食べる意味、七草の名前を聞いてみるのもいいですね。
覚えやすい「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ春の七草」と語呂合わせのよい和歌を子供に教えましょう。
お正月でつかれた胃、体をいたわりましょう。