子育てこそおひつがおすすめ!おひつの使い方・効用・手入れについて

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子育てこそおひつがおすすめ!おひつの使い方・効用・手入れについて
FUTATITI
FUTATITI

おひつは必要?
手入れとか大変そうだけど…

たぶん使ったことのない人はそう思うかも知れません。

一度使ってもらえばわかります。

炊き立てのご飯を移せば余分の水分を吸ってくておいしくなり、冷めたら炊飯器の保温との差がさらに広がります。

冷やご飯には小腸や大腸で吸収されにくくなるレジスタントスターチ(難消化デンプン)が含まれるし、同じ量を食べてもカロリーが抑えられます。

その冷やご飯がおいしくできるのはおひつだけ。

買う価値あります!!

この記事でわかること

  • おひつの魅力
  • おひつの扱い方
  • おひつの種類
  • おいしい冷やご飯

おひつについて解説していきます。

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おひつの特徴

  • 炊き立てのご飯をおひつに移すとほのかに匂う木の香り
  • 余分の水分をとってくれるからベタつかない
  • 蓋を開けなければ保温は長続き
  • おいしい冷やご飯ができる
  • 食卓に出して子供がよそえる

私がおひつを買ったのは10年前ですが、壊れることもなく今も使っています。

少し黒くなってしまいましたが、まだまだ使えます。

炊き上がったら

ご飯が炊けたらすぐおひつに移します。

このすぐが、大切です。

おひつに移すことで炊き立ての余分な水分を木が吸ってくれますので、ベタつかずおいしいご飯になります。

時間が経ちご飯が冷めてきたら、今度は木の中のため込んだ湿気を少しずつ放出します。

朝炊いておひつに移せば夜までは十分美味しくいただけます。

環境次第で2〜3日でも平気みたいですが、自分は最大1日しかしたことはないので本当かどうかわかりません…。

購入したらやること

まず購入したらアク抜きをします。

アク抜きをしないで使用すると強い木の匂いが残り、少し渋みがあるご飯になってしまいます。

アク抜きは手間もなく簡単ですのでかならずしてください。

写真のような新しいおひつの中に水をため、お酢を1/2カップ程入れて、そのまま3時間ほど置きます。

お酢の代わりに米のとぎ汁を入れるやり方もあり、これも3時間ほど置きます。

3時間たったら中の水を流し、たわしなどでよく洗い、風通しのいいところで乾かします。

FUTATITI
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これをすることで渋みがなくなり、木の匂いも和らぎます。
使っていく内に最初の方の匂いは、ほとんどなくなっていきますのでご安心ください。

おひつの扱い

濡らさない

おひつは濡らすと思っている方もいると思いますが、濡らさずに使います

濡らしてしまったらご飯の水分を吸収できないのでおひつの効果が半減されてしまいます。

そのままでもくっつきませんが、心配の方は固く絞った布巾で拭いてから使用することをお勧めします。

洗剤は使わない

おひつを洗う時はたわしと水だけです。洗剤を使わなくても平気です。

中の内側をたわしでご飯粒がなくなるまで洗い、外側もたわしで擦れば終わりです。

もし洗剤で洗ってしまった場合はよく水で流してください。洗剤の洗い残しなどがある場合は黒ずみの原因となりやすいので気をつけてください。

よく乾かす

よく洗ったあとは、水気をふき、陰干しします

風通しのいいところで、使うまで乾かし、中が乾いてから蓋をします。

長期間保存する時はよく乾かしてからビニール袋に入れてください。乾燥しすぎるのを防げます。

自分がよくやる方法は、盆ザルの上におひつをおいて乾かします。下も風が通り、蒸れないでおすすめです。

もし盆ザルなどありましたら試してみてください。

木のおひつの種類

木のおひつには、江戸おひつのせ蓋(関西)おひつの2種類があります。

江戸おひつとは、ひと回り大きい蓋をかぶせて、蓋にするおひつ。

のせ蓋おひつとは、取っ手がついた平らで丸い木の板を、おひつの上に乗せるおひつ。

おひつの効果には違いがありませんので好みの形を選んでください。

その他のおひつ

陶器・セラミックおひつ

陶器・セラミックのおひつは、木製と同じく吸水性があり、ご飯の水分を吸ってくれます。

木製と違ってアク抜きの必要がなく、手入れも楽で拭きやすく乾きやすいです。

ただ素材の特性上、落としたり、ぶつけたりしたら割れたり、欠けたりするので気をつけてください。

重さも木製よりは少しありますのでその点は気をつけましょう。

曲げわっぱおひつ

スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られているおひつです。

木製のおひつよりは木が薄いので吸水性は少しおちますが、その分軽く、乾きやすい特徴はあります。

ウレタンや漆が塗られているものもあり、特に漆で塗られているものは殺菌性、耐久性があがります。

それぞれの特徴

おひつの種類
木製

陶器・セラミック
曲げわっぱ
吸収性よく吸収する
扱いやすさ洗いやすい
重さ軽い

どのおひつもご飯がおいしくなりますので、ご家庭、ご自分にあったおひつを見つけてください!

子育て中にいい点

まずいい点はいつ炊いてもいいことです。

時間ができた時に炊いて、炊き上がればおひつに移し、2時間〜3時間はほんのりと温かいご飯は食べれます。

それ以上時間がたっても粗熱が取れたおいしい冷やご飯になります。

そのまま置いて次の日に食べてもいいですが、ラップに巻いて冷凍して電子レンジで温めればまた美味しくいただけます。

うちの子供もそうでしたが子供は冷やご飯をなかなか食べてくれません。

でも炊飯器の保温したご飯より、おひつで作った冷やご飯を温めた方が数倍美味しいです。

なかなかご飯を食べてくれない子供でもおひつのご飯にしたら食べてくれるかも知れません。それほど美味しくしてくれます。

食育にもなる

朝起きてご飯を炊き、その間におかずを作ります。

炊きあがればご飯をおひつに移し、子供が起きる前に食卓におかず、お茶碗、宮島(しゃもじ)、を並べ子供が起きてきたらお味噌汁をよそいます。

ご飯は自分達でよそってもらいます

うちのルールでは自分でよそったご飯は残してはいけないとしています。

自分で食べられる分だけをよそう、これだけでも小さい子供には食育になります。

自分でよそうとなぜかいつもより食べる場合もありますね

おひつは炊飯器のおかまより熱くないので火傷の心配も少ないです。

冷やご飯

先にも書きましたが、おひつはおいしい冷やご飯ができます。

冷やご飯にはレジスタントスターチ(難消化デンプン)が含まれ、食物繊維と同様の働きをします。

炊き立てのご飯は小腸や大腸にすぐ吸収され脂肪になりやすいですが、冷やご飯に含まれるレジスタントスターチは、小腸や大腸で吸収されにくいため、同じ量を食べてもカロリーが抑えられます

レジスタントスターチはミネラルの吸収も抑制しないので、イライラや貧血になることもなりにくいです。

炊き立ても美味しいですが、おひつの冷やご飯も別の美味しさがありますのでぜひ召しがってください。

おひつの冷やご飯で作ったチャーハンなども、おひつが水分を吸ってくれていますので焼いていくうちにほどよく捌けてパラパラのチャーハンになりやすいです。

まとめ

おひつは述べたようにいいことづくめです。

値段も安くはありませんが1万円として10年持つとしてしたら年間1000円、月間なら100円以下になります。

そう思うと高くはないです。

気になった方はおひつに入れたご飯を召し上がって下さい!

食育にもなりますのでおすすめです!!

大きさはご家庭に合ったものを買ってくださいね。

金物屋さん、デパートなどにも購入できますのでお近くのお店を探してみて下さい。